Miichisoftは2026年1月28日、生成AIのPoC(概念実証)開発サービスを正式に開始しました。このサービスは、生成AIの導入を考えているものの、「専門人材が足りない」「アイデアが本当に実現できるか分からない」「早く、そして費用を抑えて試したい」といった悩みを抱える企業をサポートします。

サービスの詳細はこちらで確認できます。
サービス詳細
PoC開発で企業が直面する課題
生成AIは世界中で注目を集めており、PoCを通じて試験的に導入する企業が増えています。しかし、実際にPoCを進める中で、多くの企業が次のような壁にぶつかっています。
-
生成AIの具体的な使い道が難しい: 多くの企業は生成AIを単なる流行と捉えがちで、具体的な業務改善や顧客体験の向上といったビジネス目標と結びつけられないことがあります。
-
生成AIの専門家が不足: 経済産業省の予測では、2030年までに日本で78.9万人ものIT人材が不足するとされています。社内で生成AIの専門チームを作るには時間もコストもかかるため、PoCを自社で進めるのが難しく、ビジネスチャンスを逃してしまうことがあります。
-
PoCから実際の運用への移行が困難: PoCの段階ではうまくいっても、実際の運用環境に移行する際に、技術の適応性やインフラ構築の経験が足りず、実用化できないケースがあります。
企業向け生成AI PoC開発サービスのご紹介
Miichisoftの生成AI PoC開発サービスは、企業が生成AIのアイデアを実際の環境で素早く試せるように支援します。わずか2〜4週間で生成AIのプロトタイプ(試作品)を作り上げ、明確なビジネス価値と、将来的な拡張性を考えたシナリオに焦点を当てています。

このサービスの特徴は、「私たちが考え、AIが構築し、私たちが完成させる」という独自の開発アプローチです。AIによる迅速なプロトタイプ作成だけでなく、専門家チームによる綿密な改善を行うことで、多くの企業が抱える「検証段階で止まってしまう」という課題を解決し、実際の運用を見据えた設計を実現します。
生成AI PoC開発サービスの3つの特徴
本サービスは、企業のPoC成功率を高め、生成AIの本格運用までの期間を短縮するために設計されています。

-
豊富な経験と生成AI専門の高度なスキル
マルチエージェントシステム、Advanced RAG、音声AI、Model Context Protocolといった最新技術の導入経験を持つ生成AI専門チームが、プロトタイプの設計から参加します。アーキテクチャの選定、プロンプトやコンテキストの設計、モデルのコスト評価、安定性、拡張性まで、初期段階から高品質なプロトタイプ構築をサポートします。 -
最適化された開発モデルによる競争力のあるコスト
質の高いIT人材が豊富なベトナムの開発拠点と、日本市場向けの開発ノウハウを組み合わせることで、日本国内でのプロジェクトと比べて約40〜60%のコスト削減を実現します。長年の日本市場での経験により、企業の業務課題を深く理解し、高い技術品質とワークフロー基準を満たすことができます。 -
PoCから本番運用まで伴走
プロトタイプを作って終わりではなく、持続的な開発を重視しています。技術検証、評価基準の設定、少人数のユーザーグループでの試験運用から、大規模な展開まで、企業を継続的にサポートします。これにより、システムに関する専門知識や業務要件が引き継がれ、本番運用への移行がスムーズかつ効率的に進みます。
実践事例:お客様向けに成功した生成AI PoCプロジェクト
本サービスは、様々な状況での活用が可能です。以下に、日本企業向けに成功した2つの生成AI PoCプロジェクトを紹介します。
事例1:人事・総務部門向けDify社内FAQチャットボット

背景
大企業の人事・総務部門では、福利厚生や社内ルールに関する同じような質問が毎日大量に寄せられます。手作業での対応は時間がかかり、回答にばらつきが出ることもありました。
生成AI PoC開発内容
Difyプラットフォームを使い、社内FAQチャットボットを開発しました。これにより、自然な言葉での質問を理解し、社内資料を直接参照して、状況に応じた回答をリアルタイムで行うことが可能になりました。このシステムは社内で試験的に導入されました。
成果
人事・総務部門の対応時間を最大80%削減し、従業員への情報提供を標準化できました。これにより、チームはより重要な戦略的業務に集中できるようになりました。
事例2:レストランチェーン向けLINE連携AIチャットボット(予約・顧客対応支援)

背景
複数の店舗を持つ大規模なレストランチェーンでは、毎日大量の予約やお客様からの問い合わせに対応する必要がありました。特に電話やLINEでの受付が中心だったため、忙しい時間帯には担当部署が対応しきれない状況が頻繁に発生していました。
生成AI PoC開発内容
LINEと連携する生成AIチャットボットを導入し、以下を実現しました。お客様との自然な会話を複数回行い、予約のリクエスト(時間、人数、店舗など)を柔軟に理解し、メニューやサービスに関する質問に24時間365日自動で対応できるようにしました。このPoCは、運用効果を評価するために一部の店舗で適用されました。
成果
対応スタッフの負担が減り、忙しい時間帯のお客様の取りこぼしが減少しました。また、予約の成功率も向上しました。
伴走ロードマップ:生成AI PoCから本番運用まで
Miichisoftは、企業が安心して生成AIを導入できるように、アイデアの段階から実際の運用までを4つのフェーズでサポートするロードマップを提供しています。
| フェーズ | 期間 | 内容 |
|---|---|---|
| フェーズ1:発見・方向性定義 | 1〜2週間 | ・要件収集とビジネス目標の明確化。 ・適切なユースケースの選定。 ・技術的実現可能性とデータ準備状況の評価。 ・大規模展開時のROI(投資対効果)と期待価値の見積もり。 |
| フェーズ2:PoC構築 | 2〜4週間 | ・技術的な動作が可能かを検証するため、短期間で生成AIプロトタイプを開発。 ・実際の評価のためのデモ環境構築。 ・成功を測るための指標を設定。 |
| フェーズ3:パイロット(実証試験) | 1〜2ヶ月 | ・限られたユーザーグループでシステムを試験運用し、精度と安定性を収集・改善。 ・企業全体での展開計画を策定。 |
| フェーズ4:本番運用と継続的開発 | 継続 | ・本番環境でのシステム正式運用を開始。 ・運用、保守、実際の需要に応じた拡張において企業との継続的な伴走。 |
生成AI PoC開発費用
各フェーズの参考価格は以下の通りです。企業の規模やニーズに合わせて柔軟に調整されます。
| フェーズ | 期間 | 費用 | 成果物 |
|---|---|---|---|
| 発見・方向性定義 | 1〜2週間 | ¥300,000〜 | 実現可能性レポート |
| PoC構築 | 2〜4週間 | ¥800,000〜 | 動作プロトタイプ |
| 実証試験 | 1〜2ヶ月 | ¥1,500,000〜 | エンタープライズ環境対応AIシステム |
| 展開と継続的開発 | 継続 | ¥200,000〜/ 月 | 本番運用 |
無料相談のお申し込み
生成AIのアイデアを具体化したい、または試作品から実際の運用への移行で困っている場合、Miichisoftが解決をサポートします。わずか30分のオンラインミーティングで、専門家チームが企業の具体的な課題を聞き取り、最も実現可能なPoC展開ロードマップを提案します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 本サービスは、一般的なAI企業とどう違いますか?
A1: 違いは、サービスの進め方と企業との関わり方にあります。
-
目標について: 多くの企業はPoCを技術検証の段階で完結させることに重点を置いています。一方、Miichisoftのサービスは、PoCがうまくいった場合、その後の本番運用への移行を見据えて設計されています。
-
チームについて: Miichisoftは、アイデアの方向性定義からPoC、試験運用、そして本番運用まで、一貫して同じ専門チームが担当します。これにより、システムに関する知識や業務の要求が途切れることなく引き継がれます。
Q2: 企業への生成AI適用ロードマップの迅速な見積もりに対応していますか?
A2: はい、対応しています。多くの企業が投資判断をする前に、生成AI活用の可能性を早く知りたいと考えていることを理解しています。そのため、Miichisoftは「AIDO」という無料のAIツールを開発しました。このツールを使えば、特定の業務に生成AIを適用した場合の予想されるROI(投資対効果)の算出や、フェーズごとの詳細な展開ロードマップの提案を受け取ることができます。
Q3: PoCフェーズ後、本番展開のために継続利用する必要がありますか?
A3: その必要は全くありません。PoCが完了した時点で、ソースコードの完全な所有権、展開ロードマップ、詳細な技術ドキュメントをお渡しします。社内のチームで独自に展開することも、本番運用フェーズでMiichisoftのサポートを依頼することも可能です。PoCの結果を確認した後、どうするかは完全に企業の判断に委ねられます。
Miichisoft株式会社は、2018年4月1日に設立され、AI共創(Dify導入・定着支援、生成AI PoC開発)やGrowth Lab、AI+ Solutionsなどの事業を展開しています。また、Omotenashi ICT AssociationやAirTrip CXO Salonに所属しています。
-
Omotenashi ICT Association: https://www.omotenashi-ict.jp/
-
AirTrip CXO Salon: https://www.airtrip.co.jp/cxo-salon/airtrip-fes/

