デル・テクノロジーズ、日本人顔AIアバター「Aine」を含むデジタルアシスタントサービスを提供開始

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デル・テクノロジーズが日本人顔AIアバター「Aine」搭載のデジタルアシスタントサービスを開始

デル・テクノロジーズは2026年2月12日、生成AIを活用した「デジタルヒューマン」によるデジタルアシスタントサービス「Dell Digital Assistant Solution with UneeQ」の提供を開始しました。このサービスには、日本人顔AIアバターも含まれており、特に人手不足や高齢化が進む社会、そして多様化する顧客のニーズに応える新しい解決策として注目されています。

「デジタルヒューマン」とは?

「デジタルヒューマン」は、まるで本物の人間のように自然な対話ができるAIアバターです。ただ話すだけでなく、相手の声のトーンや話し方、表情、仕草から感情を読み取り、それに応じたきめ細やかな対応が可能です。一般的なチャット機能と比べて、利用者がより操作しやすく、安心感を得られるため、本音を引き出しやすいというテスト結果も出ています。これにより、働き手の不足や高齢化、多様な顧客ニーズへの新たな解決策として期待が集まっています。

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オンプレミス環境にも対応

多くのデジタルアシスタントがインターネット上のクラウドで動いているのに対し、「Dell Digital Assistant Solution with UneeQ」は、クラウドだけでなく、企業内のサーバーなど、自分たちの設備(オンプレミス環境)でも使える検証済みパッケージを提供します。このオンプレミス型は、企業の独自のAIモデルを学習させることができるため、セキュリティを強化したり、通信コストを抑えたり、応答速度を速めたりするメリットがあります。また、企業独自の情報を柔軟に分析することも可能です。

この「デジタルヒューマン」は、文字、画像、音声、動画など、さまざまな種類のデータを統合して扱える「マルチモーダル」に対応しています。そのため、より生身の人間と話しているようなサービスが期待できます。

デル・テクノロジーズは、このサービスの導入から、ビジネス戦略の立案、設計、実装、AIの性能向上、トレーニングまで、専門のサービスで総合的にサポートします。

日本人顔AIアバター「Aine(あいね)」

今回発表された日本人顔AIアバターは「Aine(あいね、アイネ)」と名付けられました。この名前には、日本社会でAIを活用することで、その便利さを実感する瞬間に「あ、いーね!」と感じてもらい、日本社会の課題解決にAIがさらに役立つ世界をデル・テクノロジーズが支援するという願いが込められています。

すでに海外では、米国テキサス州アマリロ市で欧米人アバターが導入され、英語を話せない移民への災害情報の迅速な通知など、社会課題の解決に貢献しています。日本国内でも、金融、医療、官公庁、地方自治体などで先行導入が進んでおり、マーケティング、顧客サービス、業務効率化の分野で活用が広がっています。今後も、人手不足や高度な対話が求められる現場での導入が期待されています。

「Aine」は、デル・テクノロジーズの大手町本社にある「AI Innovation Lab」で、2026年3月より常時デモンストレーションされる予定です。

AIアバターの主な特徴

  • 相手の話し方や感情を分析し、細やかな対応が可能

  • 複数の言語に対応し、柔軟にカスタマイズできる

  • デル・テクノロジーズ独自のAI基盤による高いセキュリティ

  • 企業内の設備(オンプレミス)でも、インターネット上のクラウドでも導入・運用が可能

このサービスの提供は2026年2月12日から開始されており、価格は個別の見積もりとなります。デル・テクノロジーズおよび販売パートナーを通じて提供されます。

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