壁がアートになる!TOPPANの「ダブルビュー®・ヴィジョン」が分譲マンションに初登場

クリエイティブ活用

空間に溶け込む新世代ディスプレイ「ダブルビュー®・ヴィジョン」

TOPPANは、2024年4月に「ダブルビュー®フィルム」という特別なデジタル木材化粧シートを開発しました。これは、ディスプレイの表面を飾りながらも、鮮やかな映像を映し出すことができる特殊な技術です。このフィルムを使ったインテリアディスプレイが「ダブルビュー®・ヴィジョン」です。
このディスプレイは、普段は美しい壁や家具のように空間に溶け込んでいます。しかし、必要な時には、まるで壁から映像が浮かび上がるように、文字や動画コンテンツを鮮明に表示できます。これにより、デジタルサイネージ(電子看板)特有の「黒い画面」の違和感をなくし、空間のデザインを損なわずに情報を見せることが可能になります。
DOUBLE VIEW VISION Innovative Printing Technology 空間に溶け込む インテリアディスプレイ

開発のきっかけ

これまでのマンションの共用スペースや公共の場では、LEDサイネージやプロジェクターがよく使われていました。しかし、これらには課題がありました。例えば、使っていない時に画面が真っ黒でインテリアに合わなかったり、プロジェクターだと人の影が映り込んだり、壁の障害物で映像が見えにくくなったりすることがあったのです。
そこでTOPPANは、インテリアに調和しつつ、映像も鮮明に映し出すディスプレイシステムを求め、この「ダブルビュー®フィルム」を開発。これにより、インテリアとしての美しさと情報表示の機能性を両立させています。

「ダブルビュー®・ヴィジョン」の特長

このディスプレイの大きな特長は、普段は木目や石目といった美しい壁面デザインとして空間に自然に溶け込んでいる点です。
木目調の壁に埋め込まれたテレビが風景を映し出し、観葉植物と間接照明が配されたモダンで落ち着いた雰囲気のリビング空間です。
そして、情報を伝えたい時だけ、まるで魔法のように映像が現れます。独自の印刷技術とディスプレイの組み合わせにより、非常にきれいで高精細な映像が見られます。従来のデジタルサイネージで問題になりがちな「黒浮き」(黒い部分が完全に真っ黒に見えない現象)を抑え、驚くほどリアルで美しい映像体験を提供します。
木目調の背景に、鍵とブリーフケースのアイコンが左右に並んでいます。左はぼやけており、右は鮮明です。下部に「従業品」と「ダブルビュー」の文字があり、アイコンの比較を示しています。
また、ウォールパネルの後ろから映像を表示するため、プロジェクターのように人影が映り込む心配もありません。表面は高級感のある石目柄「パルピス」が採用されており、高品質なインテリア空間を実現しています。
黒またはダークグレーの背景に白い複雑な筋が入った大理石のような質感を示しています。モダンで高級感のある素材のテクスチャです。

「ルネ川口ユトリエ」を彩るアートコンテンツ

今回「ルネ川口ユトリエ」に採用された「ダブルビュー®・ヴィジョン」では、「芸術のまち」である川口市にちなみ、アートをテーマにした様々な動画や画像コンテンツが表示されます。

音楽が絵になる「Music Tapestry」

表示されるコンテンツの一つに、カシオ計算機が開発した「Music Tapestry」があります。これは、演奏された音楽を絵にするという、とてもユニークな技術です。音楽を解析し、楽しい曲には明るい雰囲気のアートを、シックな曲にはシックな雰囲気のアートを自動で生成します。
この技術は、一般社団法人研究営業アライアンスが推進する活動を通じて、TOPPANとカシオ計算機の協力で実現しました。
壁に設置されたディスプレイに、様々な色合いの花々が抽象的な形状で描かれたデジタルアートが表示されています。青、白、ピンク、赤などの花が暗い背景に浮かび上がり、空間を華やかに彩っています。
「Music Tapestry」についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

「可能性アート®プロジェクト」の作品

TOPPANは、障がいのあるアーティストの自立を支援する「可能性アート®プロジェクト」を2018年から進めています。このプロジェクトでは、アーティストの作品をTOPPANの高精細な画像処理技術でデジタル化し、新たな価値を生み出しています。
「ルネ川口ユトリエ」では、「無限の可能性・才能」をテーマにしたプロジェクトから生まれた個性豊かなアート作品を、曜日ごとに替わりで合計30作品表示します。これらのアート作品が活用されることで、費用の一部がアーティスト本人と障がい者アート協会の活動支援に還元される仕組みです。
暗い壁に投影された2つの異なるデジタルアート作品が写っています。左側には緑の葉と紫色のブドウの房が、右側にはヤシの木のシルエットと夕焼けの海が水彩画風に描かれています。

「ルネ川口ユトリエ」について

「ルネ川口ユトリエ」は、川口市で最も広い平均専有面積を持つ分譲マンションです。家族の幸せを最大限に考えた、広々とした多彩なプランが特長です。このマンションのエントランスに「ダブルビュー®・ヴィジョン」が設置され、様々なアートコンテンツが表示されます。
青い空の下に建つ、現代的なデザインのマンションの外観写真です。複数のバルコニーと大きな窓が特徴で、周囲には緑豊かな植栽と道路が見えます。新築または比較的新しい集合住宅のようです。
物件の詳細は以下の公式ホームページで確認できます。
ルネ川口ユトリエ 物件公式ホームページ

今後の展望

TOPPANは、「ダブルビュー®・ヴィジョン」をホテル、オフィス、公共施設、マンションのエントランスなど、様々な場所へと広げていく計画です。2027年までには、この製品に関連する受注を含めて50億円の売上を目指しています。
また、TOPPANは空間演出事業「expace®」を通じて、お客様の空間の価値を高めるための企画から設計、施工までを一貫して手掛けています。
現代的な和風インテリアのリビングルームまたはラウンジで、大きな窓から美しい日本庭園が望めます。グレーのローソファが置かれ、木材を多用した温かみのあるデザインが特徴。自然光が差し込み、穏やかで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

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