株式会社シンカは、お客様との会話をクラウドで管理するコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」に、2つの新しい機能をβ版として追加しました。2026年2月22日から提供が始まるのは、店舗での接客をスマートフォンアプリで録音・管理できる「対面録音機能」と、その録音データをAI(人工知能)が分析してアドバイスする「商談フィードバック機能」です。
これらの機能により、これまで見えにくかった店舗での対面コミュニケーションが「大切な情報」として活用できるようになります。電話やSMSといった非対面だけでなく、お客様が来店された際の対面でのやり取りまで、様々なコミュニケーションを一貫して管理できるようになります。

新機能開発の背景と目的
これまでは、カーディーラーや不動産などの店舗営業で、電話対応の履歴は「カイクラ」で管理されていました。しかし、来店時の対面商談の履歴は別のシステムで管理されたり、担当者個人の管理に任されたりすることが多く、情報がバラバラになってしまうことが大きな課題でした。
今回追加される機能は、対面での商談を「カイクラ」アプリで録音し、AIが解析することで、担当者がメモを取る手間から解放され、目の前のお客様との会話に集中できる環境を整えます。これにより商談の質が向上すると考えられます。さらに、データ化された商談情報に対してAIがフィードバックを行うことで、個人の経験に頼っていた知識を「組織全体の財産」として活用できるようになります。
この取り組みによって、オンラインとオフラインで分かれていた情報が一つにまとまり、電話やSMSから対面商談までを「カイクラ」上で一貫して管理できる体制を目指しています。
新機能の主な特長とメリット
「カイクラアプリ」で録音された対面商談の音声をAIが解析し、要約したり文字にしたりするだけでなく、商談内容に対する具体的なアドバイスを自動で作成します。
対面録音機能

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電話・SMS・対面の履歴をタイムラインでまとめて管理し、一貫した顧客体験を提供
「昨日の電話内容」と「今日の来店時の会話」を「カイクラ」の同じ画面で確認できます。お客様とのやり取りがスムーズに見えるようになることで、担当者が不在の場合でも「前回の続き」から対応でき、質の高い接客が可能になります。 -
AI解析による自動要約・テキスト化で、商談後の事務作業を大幅に削減
録音された音声は、従来の通話録音と同じようにAIが自動で要約し、文字に変換します。対面商談が終わった後、内容が文字として見えるようになるため、商談の振り返りや日報作成にかかる時間を減らし、営業活動の効率を最大限に高めます。 -
柔軟な顧客情報との連携と、安全な権限管理による情報共有
すでにお客様として登録されている情報と紐付けるだけでなく、録音画面から新しいお客様を登録することも可能です。また、録音データの再生や削除に関する権限をユーザーごとに設定できるため、情報を安全に共有しながらセキュリティを保つことができます。
商談フィードバック機能

- 生成AIが商談内容を「添削」し、成約率向上を支援
対面商談の録音後、生成AI(文章やアイデアを自動で作るAI)が内容を解析し、具体的なアドバイスや振り返るべき点を提示します。上司が一緒にいなくても、担当者は客観的なフィードバックを得られるため、自分で改善点を見つけて成長するセルフコーチングが促進され、組織全体の営業品質の向上に貢献します。
今後の展望
今回の機能提供により、「カイクラ」はオンライン・オフラインを問わず、企業とお客様のあらゆるコミュニケーションを大切な情報として活用できるプラットフォームへと進化します。まずはβ版として提供し、先行利用するお客様からの意見を活かしながら、解析の精度や使いやすさを向上させた正式版のリリースを目指していくとのことです。
シンカは今後も、AIと会話データを活用し、「企業のあらゆる会話をおもしろくする」世界の実現に向けて、お客様との接点における新しい価値創造に挑戦し続けるとしています。
カイクラについて
「カイクラ」は、お客様との「会話」をクラウドで管理する次世代型のコミュニケーションプラットフォームです。電話・メール・SMS・LINEなど、様々なコミュニケーション手段の履歴を顧客ごとに整理します。これにより、担当者以外でもこれまでの経緯を正確に把握できるようになり、特定の人しか知らない状態を防ぎ、誰でも高い品質でお客様に対応できる環境を実現します。
固定電話・携帯電話を問わず、通話を時間制限なく録音でき、さらに生成AIが録音データを自動で文字起こし・要約します。加えて、「クレームや困ったお客様からの電話の可能性がある会話」や「電話対応の品質」もAIが自動で判断します。これにより、電話対応の負担を減らすだけでなく、誰でも高品質な電話応対ができる運用を支援します。
「カイクラ」は、これらの機能を通じて顧客対応の品質向上、業務の効率化、お客様満足度・従業員満足度の向上、そして事業の成長に貢献します。
2014年8月のサービス開始以来、3,000社・6,000拠点以上に導入され、継続率は99.9%を達成しています。近年も「ITreview Grid Award」のCTI部門で「2023 Winter Leader」を受賞したり、「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」コールセンターシステム(インバウンド)部門で「Good Service」「カスタマイズ性No.1」に選ばれるなど、高い評価を得ています。
次世代型コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」公式サイト:
https://kaiwa.cloud/
※「カイクラ」は株式会社シンカの登録商標です。
株式会社シンカについて
株式会社シンカは、2014年1月8日に設立された企業で、ITを活用したシステム企画・開発及び運用、クラウドサービス商品の企画・開発及び販売運用、ITサービス利用のコンサルティングを主な事業としています。本社は東京都千代田区にあり、代表者は代表取締役社長 CEOの江尻 高宏氏です。
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株式会社シンカ公式サイト:
https://www.thinca.co.jp/ -
シンカ IR note:
https://note.com/thinca_2025
(シンカの事業戦略・成長可能性に関する情報が詳しく発信されています)

