小豆島観光協会がAI翻訳でインバウンド対応を強化
小豆島観光協会は、海外からの観光客(インバウンド)をさらに歓迎するため、観光PR動画を多言語化する新しい取り組みを始めました。この取り組みでは、株式会社こんにちハローが提供する「こんにちHELLO」というAIと人の翻訳サービスが活用されています。
「こんにちHELLO」とは? 既存動画を多言語化する画期的なサービス
「こんにちHELLO」は、動画生成AIと専門の翻訳者が協力することで、日本語の動画を短期間かつ低コストでさまざまな言語に翻訳できるサービスです。新しい動画を撮影したり、大がかりな編集をしたりすることなく、すでにある動画をそのまま活用できるのが大きな特徴です。AIが最初に翻訳を行い、それを人がチェックして調整することで、その言語を話す人が聞いても違和感のない、自然な多言語動画が作られます。

小豆島の魅力を世界へ! 多言語化された観光PR動画
小豆島観光協会は、これまで制作してきた観光プロモーション動画「【感涙】約束の島 小豆島 ドラマ編」と「【感涙】約束の島 小豆島 旅編」を、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の4言語に翻訳しました。
この多言語化の目的は、訪日外国人観光客に字幕に頼らず映像そのものに注目してもらうこと、そして、動画に出演している人の声や語りのニュアンスをそのまま他の言語で再現し、小豆島が持つ情緒や物語性を伝えることです。
小豆島観光協会の理事である中村彰紀氏は、「小豆島の魅力を海外の方々にも伝えたいという思いは以前からありましたが、新しい多言語動画を作るには時間やコストの課題がありました。今回、『こんにちHELLO』を使うことで、これまでの動画を活かしながら、スピーディーに多言語対応できたことは大きな成果です。インバウンド対応は特別なことではなく、すでにあるものを翻訳することで、一歩前に進めるのだと実感しています」とコメントしています。
「こんにちHELLO」による多言語動画制作のポイント
このサービスを使った多言語動画制作には、主に2つの大きなポイントがあります。
新規撮影なしでインバウンド対応強化
小豆島観光協会は、すでに公開している観光プロモーション動画をそのまま利用し、多言語対応を行いました。これにより、動画をゼロから作る場合と比べて、制作にかかる期間と費用を大幅に抑えることができました。
AIと人の協力で自然な翻訳を実現
「こんにちハロー」のサービスは、生成AIによる動画翻訳と、専門の翻訳者によるチェック・調整を組み合わせた「ハイブリッド型」です。これにより、ナレーションの話し方や映像とのズレがないように細かく配慮され、その言語を話す人が見ても違和感のない、高品質な多言語動画が実現します。

「こんにちハロー」について
株式会社こんにちハローは、生成AIと人を活用した動画翻訳サポート事業を行っています。同社が提供する「こんにちHELLO」は、動画内の声や唇の動きを他の言語で再現し、ネイティブスピーカーが聞いても自然な高精度の動画翻訳を提供します。特に観光、自治体、文化発信の分野で、訪日外国人向けのプロモーション動画に高い効果を発揮しており、最大37言語に対応可能です。
同社の詳細は公式サイトで確認できます。
まとめ
小豆島観光協会の今回の取り組みは、AIと人の力を組み合わせることで、既存のコンテンツを有効活用し、低コストかつ迅速にインバウンド対応を強化できる新しいモデルを示しています。これにより、今後さらに多くの地域の魅力が世界に発信されることが期待されます。
