Polaris.AI株式会社と株式会社スコープが協力して、AIを活用した「AI売場診断サービス」を開発しました。この新しいサービスは、これまでベテランの経験や感覚に頼りがちだったお店の売場づくりを、AIの力で誰もが同じように良い売場を作れるようにすることを目指しています。

なぜAI売場診断サービスが必要なの?
お店の売場づくりは、担当者の経験やセンスによって大きく左右されることが多く、その基準が人によってバラバラになりがちでした。そのため、店舗ごとに売場の品質に差が出たり、改善方法が共有しにくかったり、新しく担当になった人を育てるのに時間とお金がかかるという問題がありました。
このサービスは、株式会社スコープが30年以上にわたって培ってきた「売れる売場づくり」のコツを、最新の画像AI技術を使ってシステム化することで、誰でも一定の品質で売場を診断できるようにしました。熟練のコンサルタントが持つ「なんとなくわかる」という感覚的な知識を、AIが理解できる形にすることで、誰もがプロのような売場診断を受けられるようになったのです。
Polaris.AIの技術的な貢献
Polaris.AIは、このサービス開発において、主に以下の技術的な役割を担いました。
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どんなAIを作るか計画する
スコープからの「売場診断をAIで実現したい」という要望に対し、どんな技術を使うのが一番良いかを検討し、速く動いて、費用も抑えられ、正確な診断ができるようなAIの仕組みを考えました。 -
開発のスケジュールを立てる
2026年3月3日から東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2026」でのベータ版公開に向けて、いつまでに何を開発するかという具体的な計画を立て、プロジェクト全体がスムーズに進むように管理しました。 -
専門知識をAIに教え込む
スコープのベテランコンサルタントから話を聞き、30年分の売場づくりのノウハウを整理しました。そして、商品の見やすさやブランドイメージとの一致、お客さんへのアピール度など、様々な視点から売場を評価し、改善案を提案できるAIシステムを作り上げました。 -
使いやすいシステムを作る
スマートフォンで売場の写真を撮るだけで診断が完了する、とても簡単な使い方をデザインしました。ただ点数を出すだけでなく、お店の人がすぐに実行できる具体的な改善策を提案する機能を盛り込みました。
サービスの概要と今後の展開
今回発表された「AI売場診断サービス(ベータ版)」は、商品の見やすさや読みやすさの診断、デザインやブランドイメージとの合致度を評価し、具体的な改善提案をしてくれます。正式なサービス開始は2026年秋以降を予定しています。
Polaris.AIは、このプロジェクトで得た経験を活かして、小売業界だけでなく、職人の「暗黙の知識」をシステム化したいと考える様々な分野へAIソリューションを展開していく予定です。また、スコープとは、このサービスの正式リリースに向けて機能をさらに充実させ、診断結果からお店のPOP作りや棚の配置提案まで、お店の販促活動をまるごとサポートする「店舗販促のトータルソリューション」へと進化させていくことを目指しています。
各社の情報
株式会社スコープについて
店舗販促の企画・制作・運営を手がける総合企画事業を展開しています。
企業サイト: https://www.scope-inc.co.jp/
Polaris.AI株式会社について
松尾研発のスタートアップとして、企業のAI活用を支援しています。オーダーメイドAI開発、AI導入・活用コンサルティング、AI研究開発支援などを提供しています。
関連リンク: https://polarisai.co.jp/
お問い合わせ用リンク: https://polarisai.co.jp/contact

