アンリツとMediaTekが5G測定器「MT8000A」でAIアクセラレーション技術を実証!クラウドゲーミングの遅延を解消

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アンリツとMediaTek社がAIアクセラレーション技術を実証

通信技術の進歩は私たちの生活を大きく変えていますが、特にオンラインゲームや遠隔操作では「遅延」が大きな課題です。この課題を解決するため、アンリツ株式会社とMediaTek社は、AI(人工知能)を使った新しい技術の実証に成功しました。

アンリツがMobile World Congress Barcelona 2026でパートナーと協力することを告知する画像。バルセロナの夜景を背景に通信機器が配置され、国際的なイベントでの協業をアピールしています。

AIが通信の質と速さを向上させる

今回の実証では、MediaTek社のT930 5G CPEプラットフォームに搭載された「AI QoS」と「AI L4S」というAI技術が使われました。簡単に言うと、これらの技術はAIの力で通信の品質を最適化し、データのやり取りにかかる時間をできるだけ短くするものです。

検証は、アンリツの5G端末向け測定器「MT8000A」を使って行われました。まるで実際にゲームをしているかのように、クライアント端末とゲームサーバーの間をMediaTek社のプラットフォームとMT8000Aでつなぎ、クラウドゲーミングの環境を再現。この環境で、AIアクセラレーション技術がどれだけ通信の遅延を減らせるかが確認されました。

遅延に敏感なアプリケーションに大きな効果

MediaTek社のAI QoSとAI L4Sは、オンラインゲームのようにわずかな遅延でもユーザー体験を損なうアプリケーションにとって、非常に重要な技術です。高度な遅延補償によって、ゲーム中のカクつきや操作のズレが減り、より快適に楽しめるようになります。

今後、5G技術がさらに進化し、将来の6G技術が登場すると、オンラインゲームだけでなく、VR/AR(XR)、ドローンや遠隔操作、ライブコマースなど、リアルタイム性が求められるさまざまな分野でこの技術の重要性が高まることでしょう。

アンリツの「MT8000A」が検証をサポート

アンリツのラジオコミュニケーションテストステーション「MT8000A」は、スマートフォンやタブレット、IoT機器などの研究開発に使われる多機能な測定器です。5G NR(FR1/FR2)、NR NTN、LTEといった多様な通信方式に対応しており、RFの調整からさまざまな測定まで、これ一台で効率的に行えます。

さらに、最新のRFハードウェアの追加により、FR3(最大16 GHz)もサポートし、6Gに対応できるプラットフォームとして進化を続けています。このMT8000Aが、今回のAIアクセラレーション技術の検証を強力に支援しました。

MWC 2026でのデモンストレーション

2026年に開催されるMWC(Mobile World Congress)のMediaTekブースでは、今回実証されたAIアクセラレーション技術のデモ動画が展示される予定です。MT8000Aを使ったクラウドゲーミング環境のシミュレーションを通じて、この技術がどのようにユーザー体験を向上させるのかが紹介されるでしょう。

MT8000Aについて、さらに詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

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