EC担当者の8割以上がAI対策に着手!「AIが購買を代行する時代」への備えが進む

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EC担当者のAI対策状況に関する調査結果

近年、AI(人工知能)の進化、特に「生成AI」の登場は、私たちの生活やビジネスに大きな変化をもたらしています。インターネットでの商品探しも例外ではなく、AIに商品選びの相談をしたり、AIが代わりに購入手続きまで行う「AIによる購買代行(エージェンティックコマース)」といった新しい動きが注目されています。

このような変化の中で、EC(電子商取引)サイトを運営する担当者たちは、AIに対してどのような対策を進めているのでしょうか?株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズが全国のEC担当者179名を対象に実施した調査により、その実態が明らかになりました。

EC担当者のAI対策状況に関する調査

調査概要

  • 調査名称: EC担当者のAI対策状況に関する調査

  • 調査期間: 2025年2月9日 ~ 2月13日

  • 調査対象: 全国EC担当者(自社でEC事業に携わっている担当者)

  • サンプル数: 179名

  • 調査方法: インターネットアンケート調査(Freeasy)

調査結果サマリー

この調査では、AI検索やAIによる購買代行への対応状況を3つの段階に分けて検証しました。

  1. フェーズ1: 生成AI経由のサイト流入を把握しているか
  2. フェーズ2: AIに自社情報が言及されるための工夫をしているか
  3. フェーズ3: AIが購買代行を行う未来への準備をしているか

フェーズ1:生成AI経由の流入把握

まず、生成AI経由で自社のサイトや商品ページにアクセスがあるかを把握しているか尋ねたところ、約8割のEC担当者がすでに流入の有無を確認していることが分かりました。

生成AI経由で、自社サイトや商品ページへの流入があるか把握していますか?

さらに、ここ半年から1年ほどの間に生成AI経由の流入数がどのように変化したかを尋ねると、82.6%が「増えている」と実感していることが分かりました。これは、生成AIがECサイトにとって新しいお客様との接点として、とても重要になっていることを示しています。

生成AI経由の流入について、ここ半年~1年ほどでどのような変化を感じていますか?

フェーズ2:AIに言及されるための情報設計

次に、自社のブランドや商品情報、よくある質問(FAQ)、お客様の声(レビュー)、価格などがAI上で正しく、そして頻繁に紹介されるようにするための取り組みをしているか尋ねたところ、84.9%の担当者が「取り組んでいる」と回答しました。

あなたの会社では、自社情報がAI上で正しく・頻繁に引用されるようにするための取り組みを行っていますか?

これは、単にサイトへのアクセス数を増やすだけでなく、「AIにどのように紹介してもらうか」という、より深い対策に関心が移っていることを示しています。

フェーズ3:AIが購入代行まで担う未来への備え

「AIによる購買代行(エージェンティックコマース)」が今後広がる可能性についてどう考えているか尋ねたところ、約8割のEC担当者がその将来的な重要性を認識していることが明らかになりました。

AIによる購買代行(エージェンティックコマース)が今後広がる可能性について、どのように考えていますか?

AIが購買を代行する時代を見据えて、現在または今後検討している具体的な取り組みとしては、以下の点が上位に挙げられました。

  • お客様のレビューや評価の質・量を良くするための工夫(47.5%)

  • 価格や在庫、送料などの情報をAIが分かりやすいように整理して提供すること(43.6%)

  • AIが商品を比較したり推薦したりしやすいように、商品情報を整理すること(38.6%)

  • AI経由でのサイト流入や購買を計測・分析する仕組みを考えること(29.1%)

AIが購買を代行する時代を見据えて、 現在または今後検討している取り組みはありますか?

AIは、価格や在庫、レビュー、商品の特徴といったたくさんの情報をまとめて判断します。そのため、これからはAIに正しく理解されるような情報の整理や、AIに「おすすめ」として選ばれるための工夫が、これまで以上に重要になると考えられます。

調査の総括

今回の調査から、生成AIがEC業界にとってすでに重要なお客様との接点となっており、多くのEC担当者がその影響を強く感じていることが分かりました。生成AI経由のアクセス増加や、AI上で自社情報が紹介されるようにする取り組みは、もはや一部の先進的な企業だけでなく、多くの企業で進められています。

さらに、約8割のEC担当者が「AIによる購買代行」の将来的な影響を予測していることは、EC業界が次の段階のAI対策を見据えていることを示しています。AIが商品の比較や推薦だけでなく、実際に購入を決める役割を担うようになれば、AIにどのように商品が解釈され、どのような形で紹介されるか、という視点での対策がますます求められるでしょう。

この調査結果が、AI時代におけるEC戦略や情報発信のあり方を考えるきっかけとなることを期待します。

監修者紹介

株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ AIマーケティング本部 本部長 出田 晴之

株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ AIマーケティング本部 本部長 出田 晴之

2018年にPLAN-Bに入社し、SEOコンサルティング事業部長などを経て、2026年にAIマーケティング本部長に就任。50社以上のSEOコンサルティングやメディア立ち上げ経験を持ち、事業戦略からのSEO戦略設計を得意としています。

デジタルマーケティング情報メディア「PINTO!」では、マーケティング戦略やSEOに関する専門家コラムを多数執筆しています。

PLAN-Bマーケティングパートナーズの関連サービス

PLAN-Bマーケティングパートナーズは、「生成AIブランド認識調査サービス」を提供しています。このサービスは、感覚的な推測に頼らず、データに基づいて生成AI上で自社ブランドがどのように認識・推薦されているのかを可視化し、AI時代における情報発信やブランド戦略を支援します。

詳細・お問い合わせはこちら: https://www.plan-b.co.jp/solution/ai/ai_brand/

PLAN-Bグループについて

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引用元

本記事の調査結果や画像を引用する場合は、「株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ」の名前を明記のうえ、引用元として以下のリンク設置をお願いいたします。

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