
ニューヨークと東京を拠点とするDatadogとSakana AIは、企業がAI(人工知能)をより効果的に使えるようにするための新しい協力関係を結びました。このパートナーシップは、AIを使ったアプリケーションがちゃんと動いているかを見守り、問題があればすぐに気づけるようにすること、そしてAI技術を安全に、責任を持って導入することを手助けします。
なぜDatadogとSakana AIが協力するのか
現代のビジネスでは、AIシステムがソフトウェアの土台になりつつありますが、その一方で新しい複雑さも生み出しています。Datadogは、AIが活用されたクラウドアプリケーションの動きを監視し、セキュリティを守るプラットフォームを提供しています。一方、Sakana AIは、AIの土台となる「基盤モデル」という大きなプログラムを開発する最先端のAI研究開発企業です。
Datadog Venturesの責任者であるバラット・シャジニ氏は、AIシステムが企業にとって基本となりつつある中で、新たな複雑さをもたらすと指摘しています。このパートナーシップにより、Datadogの監視・セキュリティ技術とSakana AIの最先端AI研究の専門知識を組み合わせることで、企業がAIシステムをより深く理解し、安心して運用できるようになると述べています。
パートナーシップの具体的な内容
両社は、共同で研究を進めたり、新しい製品を開発したり、市場に広めるための活動を一緒に行う予定です。まず、日本国内の大企業のお客様をサポートすることから始め、日本にあるDatadogのデータセンターを活用します。その後、AIの性能やデータの管理に関する企業の要望に応えながら、段階的に世界へと協力を広げていく計画です。
Sakana AIの共同創業者兼CEOであるデビッド・ハ氏は、多くの企業がAIの試作段階から、実際に価値を生み出す本番環境での活用へと進みたいと考えていると説明しています。Datadogとの協力により、Sakana AIは世界トップクラスの企業がAIシステムを大規模に運用する方法を直接学ぶことができると期待しています。
この協力関係は、最先端のAI技術をビジネスの現場で実際に使えるようにするための橋渡しを目指しています。
DatadogとSakana AIについて
Datadogについて
Datadogは、クラウドアプリケーションのためにAIを活用した「オブザーバビリティ」(システムの動きを監視し、問題があればすぐにわかるようにする技術)とセキュリティのプラットフォームを提供しています。インフラの監視、アプリケーションの性能監視、ログ管理、セキュリティなど、多くの機能を一つにまとめ、お客様のITシステム全体をリアルタイムで監視・保護します。
詳細はこちらをご覧ください:
https://www.datadoghq.com/ja/
Sakana AIについて
Sakana AIは、2023年7月に東京で設立されたAI研究開発企業です。複数のAIモデルを組み合わせる「Evolutionary Model Merge」や、AI自身が研究を行う「The AI Scientist」など、革新的な成果を上げています。日本の企業や公共機関と協力し、日本のニーズに合ったAIソリューションの開発や、AI技術をより多くの人が使えるようにすることを目指しています。
詳細はこちらをご覧ください:
https://sakana.ai/blog/

