メディロムが「World ID」の全国展開でTools for Humanityと提携、AI時代の新しい本人証明に挑戦

ビジネス活用

AI技術がますます進化する現代において、「人間であること」をデジタル上で証明する技術の重要性が高まっています。そんな中、株式会社メディロムは、AIのパイオニアであるサム・アルトマン氏らが共同設立したTools for Humanity、そしてWorld Foundationとのパートナーシップを開始しました。

この提携により、メディロムは、人間の虹彩をスキャンして本人を認証するグローバルな個人認証技術「World ID」の展開を加速させます。

World ID

「World ID」とは?AI時代に「人間」を証明する新しいカタチ

「World ID」は、一言でいうと「あなたが本物の人間であること」をデジタル上で証明するための技術です。最近よく耳にする生成AIがどんどん賢くなる中で、インターネット上で「これは人間が書いたものか、それともAIが作ったものか?」といった区別が難しくなってきています。World IDは、そんな時代に、匿名性を保ちながらも、あなたが人間であることを証明することを目指しています。

認証はとてもシンプルです。高性能なカメラ「Orb(オーブ)」を使って、あなたの目の虹彩(黒目の周りの色がついている部分)をスキャンします。このスキャンが終わると、あなたのスマートフォンにある「World App」というアプリに、認証済みのWorld IDが発行されます。

メディロムの取り組みと今後の展望

メディロムは、すでにリラクゼーションスタジオ「Re.Ra.Ku」を中心に150店舗に「Orb」を設置し、これまでに20,000件以上の認証を行ってきました。この実績を踏まえ、今後は全国に約3,000拠点の展開を目指しています。

この全国展開が実現すれば、今回のパートナーシップによって、今後2年間で約3,900万米ドル(日本円で約61億円)もの収益機会につながる可能性があると想定されています。ただし、この収益見通しは、これまでの運営実績と契約内容に基づいたものであり、必ずしも保証されたものではない点に注意が必要です。

為替レート:1米ドル=156.36円(2026年2月25日時点、出典:Bloomberg)

Tools for Humanityとは

Tools for Humanity

Tools for Humanity(TFH)は、「AI時代において人間のためのテクノロジーを創り出す」ことを目指すグローバル企業です。OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏とアレックス・ブラニア氏によって共同で設立されました。World Networkの初期開発を主導し、World Appの運営も行っています。

メディロムグループについて

メディロムグループ

メディロムは、健康管理サービス「Re.Ra.Ku」を軸に、リラクゼーションスタジオを展開している会社です。他にも、ヘルスケアアプリ「Lav」を使った特定保健指導や体質改善プログラム、充電不要の活動量計「MOTHER Bracelet」の開発など、幅広い事業を手がけています。さらに、美容サロン「ZACC」や「脳梗塞リハビリセンター」の運営を通じて、予防から医療まで、人々の「美」と「健康」をサポートするウェルネス事業を拡大しています。

今回のTools for Humanityとの提携は、メディロムがAIという最先端技術を取り入れ、ウェルネス事業の領域をさらに広げ、AIと人間が共存する未来の社会基盤作りに貢献していく姿勢を示しています。

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