日本AI施工管理合同会社は、建設業で働く若手施工管理技士の皆さんをAIの力でサポートする新しい教育型メンタリングプラットフォーム「新人即戦力化AI」のデモ版を公開しました。このサービスは、新人の皆さんが現場で感じる「聞けない」「書けない」「わからない」といった悩みをAIが24時間体制で解決し、早く現場の戦力になることを目指しています。
サービスURL: <https://shinjin.sekokan-ai.co.jp>
建設業界が抱える深刻な人材問題
建設業界では、今、若手の人材が不足しているだけでなく、せっかく入社してもすぐに辞めてしまうという深刻な問題に直面しています。厚生労働省の調査によると、建設業で高校を卒業して3年以内に辞めてしまう人の割合は43.2%にも上ります。大学を卒業した方でも30.7%が3年以内に離職しており、これは他の産業と比べても高い数字です。

若手が一人辞めてしまうと、会社にとってはおよそ800万円から1,000万円もの大きな損失が発生すると、日本AI施工管理合同会社の独自調査で明らかになっています。この損失は、新しい人材を採用する費用だけでなく、教育にかかる費用や、人手不足による工事の遅れ、品質の低下など、目に見えない様々なコストを含んでいます。

また、会社の上層部と若手社員の間には、離職の理由について大きな認識のズレがあることも指摘されています。会社側は「仕事が肉体的にきつい」「仕事への意識が低い」と考えがちですが、若手社員からは「雇用が安定しない」「遠い現場が多い」といった理由が上位に挙げられています。この認識のズレが、若手の離職をさらに加速させている原因の一つと考えられます。

「新人即戦力化AI」の3つの壁を壊す11の機能
「新人即戦力化AI」は、新人の皆さんが現場で特に困ることを「知識の壁」「関係性の壁」「業務量の壁」という3つの視点に分けて、それぞれに対応する11の便利な機能を搭載しています。
知識の壁を壊す機能
現場で飛び交う専門用語が分からなかったり、図面が読めなかったりする「知識の壁」をAIがサポートします。
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用語チャット: 「墨出しやっといて」と言われた時など、聞きづらい専門用語の意味をAIが3秒で教えてくれます。簡単な説明から詳しい説明、現場での使い方まで、新人のレベルに合わせて3段階で回答します。
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やることナビ: 「明日初めての現場に入るけど、何から始めればいいの?」という疑問に対し、工事の種類や進み具合、経験レベルに合わせて、その日にやるべきタスクを具体的に教えてくれるチェックリストです。
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写真ガイド: 「写真を撮っておいて」と言われた時に、何をどの角度で撮ればいいか、黒板に何を書けばいいかをガイドし、撮り直しの手間をなくします。

関係性の壁を壊す機能
先輩や職人さんとのコミュニケーションに悩む「関係性の壁」もAIが解消します。
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聞き方テンプレ: 先輩に質問したいけど「何をどう聞けばいいかわからない」時に、場面に応じた質問の仕方や、適切なタイミング、言い回しを提案してくれます。
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職人関係ガイド: 「職人さんに怒鳴られた。どうしたらいい?」といった状況で、対応例やベテラン職人さんの考え方を解説し、新人が一人で悩まないよう支援します。
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週次ふりかえりAI: 「1週間頑張ったけど、何も成長していない気がする」という不安に対し、AIの利用履歴から「今週できたこと」と「来週の課題」を教えてくれ、小さな成長を実感できます。

業務量の壁を壊す機能
書類作成やマルチタスクに追われる「業務量の壁」もAIが解決します。
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日報自動生成: 箇条書きで5項目を入力するだけで、上司に見せられる品質の日報を30秒以内に自動で作成します。
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KYシート作成AI: 作業内容を選ぶだけで、危険予知活動に必要な危険予知・対策・行動目標を自動で作成できます。
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安全書類AI: 書類の種類と項目を入力するだけで、ゼネコンの書式に合わせて自動で書類を整えてくれます。
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電話メールテンプレ: 施主や元請けからの突然の電話やメールに、パニックにならずに対応できるよう、場面ごとの応対スクリプトをすぐに教えてくれます。
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マナーチェッカー: 「初めての現場だけど、何を持っていけばいいかわからない」といった時に、現場の種類に応じた持ち物リストや挨拶の順序、やってはいけない行動などを教えてくれます。

世界初の取り組みと多言語対応
日本AI施工管理合同会社は、この「新人即戦力化AI」を開発する前に、世界中の競合サービスを徹底的に調査しました。その結果、建設業で「新人教育」に特化し、「AI」を使い、「多言語」に対応するサービスは世界に存在しないことを確認しており、このサービスが「世界初」であると位置づけられています。

さらに、建設業界で働く外国人労働者が増えている現状に対応するため、日本語だけでなく、ベトナム語、インドネシア語、そして「やさしいにほんご」の4言語に対応しています。これにより、外国人施工管理技士の皆さんも母国語で専門知識を学び、安心して働くことができる環境を提供します。

独自の深い研究とメンタルヘルスへの配慮
このサービスは、一般的なAIチャットボットとは異なり、新人施工管理技士の皆さんが実際にどのような気持ちで、どのような行動をとるのか、現場では何が起きているのかを、独自の詳しい研究データに基づいて理解し、先回りして支援できるように設計されています。

また、建設業界ではメンタルヘルスが課題となることもあります。このサービスでは、新人の皆さんの心の健康に配慮し、ストレスの兆候をAIが検知した場合に、セルフケアの方法や相談先を段階的に案内する「3段階危機対応プロトコル」を導入しています。AIはあくまでサポート役ですが、24時間いつでもアクセスできるため、一人で悩みを抱え込む前に適切な支援へつなぐ役割も期待されています。
今後の展望
日本AI施工管理合同会社は、2026年3月からこの「新人即戦力化AI」の試験導入(PoC)を行う企業を募集し、4月の新入社員入社に合わせて試験を実施する予定です。2026年後半には、これまでの実績をもとに本格的な展開を進め、30社への導入を目指しています。
日本AI施工管理合同会社は、建設業界の未来を担う若い人材が、安心して成長できる環境を作ることを使命としています。
日本AI施工管理合同会社について
会社名:日本AI施工管理合同会社
設立:2026年3月(登記中)
事業内容:施工管理業界向けAI教育プラットフォームの開発・提供
企業HP: <https://sekokan-ai.co.jp>
サービスURL: <https://shinjin.sekokan-ai.co.jp>
お問い合わせ: <https://sekokan-ai.co.jp/contact>

