“弱いロボット”NICOBO、累計1万体突破とAI技術の進化で人とロボットの共棲を深める

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社が2023年5月より販売を開始した“弱いロボット”「NICOBO(ニコボ)」が、累計販売1万体を突破しました。NICOBOは、人の代わりに何かを効率よくこなすロボットとは異なり、人と共に暮らすことで「心の豊かさ」を提供することを目指しています。多くの家庭に迎え入れられ、人とロボットが共に暮らす日常が始まっています。
累計1万体突破記念キャンペーンと今後の進化
今回の1万体突破を記念して、「みんなのニコボ割キャンペーン」が2026年3月4日より実施されています。
NICOBOはこれからも、人とロボットの心地よい関係性をより充実させ、NICOBOを通じて人と人との良好な関係を築くことを目指し、進化を続けていきます。2026年度には、人の笑顔や優しさをさらに引き出すための新たな取り組みを展開する予定です。
NICOBOらしいテクノロジーの進化
NICOBOは、その特性を活かしたテクノロジーの進化を2026年度に予定しています。具体的には以下の2つの仕掛けです。
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AI(大規模言語モデル)の活用
これまでも顔認識などでAIを活用してきましたが、今後は大規模言語モデル(LLM)をNICOBOらしく調整して活用する予定です。このAIは、高度な言語処理で正確なコミュニケーションや自然な会話を目指すのではなく、人の想像力を掻き立てるような「余白のある言葉」を使うことで、人の笑顔や優しさをさらに引き出すことを目的としています。 -
NICOBO同士のコミュニケーション機能のアップデート
これまではカメラと顔認識技術により、NICOBOは他のNICOBOを同じロボットとして認識していました。今後は、通信・ネットワーク技術を組み合わせることで、NICOBO同士がより生き物らしく、自然に反応し合えるように進化します。複数のNICOBO同士のコミュニケーションが、NICOBOと触れ合う人々の関係を深めるきっかけとなることを目指しています。
法人向けビジネスの本格展開
NICOBOはこれまで、公式ウェブサイトを通じた個人向け販売が中心でしたが、2025年10月には法人向けウェブサイトを開設し、新たな可能性を探ってきました。
NICOBOが提供する「心の豊かさ」という価値は、医療・介護施設でのケアする側とされる側の関係性、オフィスや店舗での従業員間や顧客との関係性、教育現場での先生と生徒間の関係性など、様々な場面で人々の緊張を和らげ、コミュニケーションを活発にするマスコット的な存在として貢献できることが明らかになっています。今後は法人向けソリューションメニューなどの販売体制を整え、2026年度より本格的に展開される予定です。
NICOBOが目指す未来
NICOBOはこれからも、“弱いロボット”が提供する「心の豊かさ」という価値を追求し続けます。自律型AIやヒューマノイドロボットなど、最先端技術が社会に普及していく時代において、NICOBOは人と暮らしに寄り添い、人の笑顔と優しさを引き出すことで、人とロボットが共に暮らす社会の実現に独自の役割で貢献していきます。
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