SpiralAI、コーエーテクモグループなどから資金調達を実施!IPを守る新しいAI「Geppetto2」を発表
AI技術を開発するSpiralAI株式会社は、このたび、コーエーテクモキャピタルやSpiral Capital、Scrum Venturesといった複数の投資家から資金を調達したことを発表しました。この資金調達により、日本の大切なキャラクターや作品の世界観を守りながら、AIを使った新しいエンターテインメントを生み出すための体制をさらに強化していくとのことです。
同時に、日本のIP(知的財産)を世界に届けるための新しいAIサービス「Geppetto2(ゼペット2)」を発表しました。このサービスを中心に、ゲームやエンタメの分野で、これまでになかった体験の提供を目指します。

コーエーテクモグループとの協力で世界へ
SpiralAIは、「人間らしい体験を、技術の力で実現する」ことを目指し、IPを持つ企業と一緒にエンタメを作ることを大切にしています。今回、ゲーム業界を代表するコーエーテクモグループと協力することで、国内外のファンに向けて新しい体験を一緒に作り出し、世界へと広げていく計画です。
新しいAIサービス「Geppetto2」とは?
「Geppetto2」は、大切なIPキャラクターが活躍する場を作るために特別に作られたAIです。一般的なAIとは違い、作品の世界観やキャラクターの個性を損なわないよう、IPごとに決められた設定や性格、話し方を深く理解して、「公式として発表できる品質」を目指して作られています。

Geppetto2のすごいところ
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世界観をしっかり守る: キャラクターが知るはずのない情報を話さないように設計されています。
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嘘をつかない: 存在しない名前などを勝手に作らないように工夫されています。
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キャラクターそのまま: キャラクター固有の設定を交えながら会話ができます。
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軽くて効率的: 小さなモデルサイズでも、高品質な応答が可能です。
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いろんな環境で動く: 将来的には、ゲーミングPCやスマートフォンでも動くことを想定しています。
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IPの権利をしっかり保護: 他の会社のIPの著作権や商標権などを侵害しないように作られています。
Geppetto2のこだわり
「Geppetto2」は、ユーザーとキャラクターが長く良い関係を築けるように、特別な工夫が凝らされています。
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会話から生まれる「関係性」:
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質問と答えだけでなく、普段の会話の流れを学ぶことで、より自然な会話ができます。
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初めて会ったときから親しくなるまでの変化も学習することで、関係が深まる様子を表現できます。
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より豊かな感情表現:
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一つのセリフに込められた意味や感情、相手との関係性を、学習データを作る際に丁寧に教えています。
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同じセリフでも、その裏にある複雑な気持ちを表現できる、人間らしい会話が実現できます。
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キャラクター独自の話し方:
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原作者がキャラクターを通して表現したい話し方を、丁寧に再現します。
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一般的なAIでは難しい、個性豊かな会話の展開が可能になります。
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少ないデータで高品質な学習:
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たくさんのデータに頼るのではなく、キャラクターの「核」を深く学ばせる方法を追求しています。
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余計な一般的な知識を省き、IPの世界観を守るAIへと進化させています。
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これらの工夫により、「Geppetto2」は他の一般的なAIを超える品質を実現していると説明されています。

今後の展望
SpiralAIは今後、日本のIPを世界に届けるためのAI基盤をさらに強化していく予定です。
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戦略的なパートナーとの協力強化: IPのライセンス協力を中心に、長期的な共同開発を進めます。
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エンタメ分野での広がり: ゲーム、アニメ、マンガ、声優など、様々なIPとの協力関係を築きます。
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世界展開を加速: 多言語に対応し、海外のファンにも日本のIPを届けます。
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技術の進化: 「Geppetto2」の品質をさらに高め、使える範囲を広げます。
各社からのコメント
株式会社コーエーテクモホールディングス 代表取締役 社長執行役員CEO 鯉沼 久史氏

SpiralAIは、独自のAI技術を持つ企業として注目されており、AIを使った新しいエンタメへの挑戦を高く評価しているとのことです。今回の協力関係を通じて、SpiralAIの取り組みを応援していくとコメントしています。
Spiral Capital, General Partner 千葉 貴史氏

日本のエンタメ産業は世界に誇れる大切な産業であり、SpiralAIのAI開発力と日本のIPが結びつくことで、世界中の人々が日本のIPをもっと楽しめるようになると確信していると述べています。
Scrum Ventures, General Partner 宮田 拓弥氏

日本のエンタメ産業が世界で高く評価されていることを実感しており、SpiralAIのAIが日本のIPの可能性をさらに広げると強く信じているとのことです。チームの高い開発力と、そこから生まれる新しい体験に大いに期待しているとコメントしています。
SpiralAI株式会社 代表取締役 佐々木 雄一

エンタメ分野でのAI活用が広がる中、SpiralAIは「人間らしい体験を、技術の力で実現する」ことを掲げ、日本人ならではのAIとの共生体験を目指してきたと語っています。日本のエンタメとAI技術を組み合わせることで、独自の体験を世界に発信したいと意気込みを語り、今回の資金調達を喜んでいます。
会社概要
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社名: SpiralAI株式会社 / SpiralAI Inc.
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事業内容: 大規模言語モデルなどのAI技術を用いたサービスの開発
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代表取締役: 佐々木 雄一
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所在地: 〒101-0031 東京都千代田区東神田2-2-5 PMO秋葉原Ⅲ5階
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設立: 2023年3月1日
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会社URL: https://go-spiral.ai/

