病院が楽しい「ARどうぶつえん」に大変身!子どもたちの不安を笑顔に変える最新AR技術とは?

AIツール・サービス紹介

SoVeC株式会社と株式会社STARIUMが協力し、横須賀市立総合医療センターの小児医療センターに、特別な「ARどうぶつえん」を常設導入しました。これは、病院にAR技術が導入される全国初の試みで、子どもたちの不安な気持ちを和らげ、病院での時間を楽しいものに変えることを目指しています。

ARどうぶつえんのポスター

「ARどうぶつえん」で病院が楽しい空間に

「ARどうぶつえん」は、北海道の旭山動物園が監修した、AR(拡張現実)という技術を使ったコンテンツです。ARとは、スマートフォンのカメラを通して現実の風景にCG(コンピューターグラフィックス)で作られた動物などを重ねて表示する技術のこと。まるで本当に目の前に動物がいるかのように見せることで、子どもたちは病院にいながら動物園のような体験ができます。

この「ARどうぶつえん」は、これまでにホテルや商業施設など、さまざまな場所で親しまれてきましたが、今回初めて医療機関に常設されました。この取り組みは2024年度のグッドデザイン賞も受賞しており、「笑顔が増えた」「恐怖心が減った」「会話が生まれた」といった声が全国で報告されています。

SoVeCの技術が支えるリアルなAR体験

SoVeCは、この「ARどうぶつえん」が病院内でスムーズに、そしてリアルに楽しめるように、技術面でSTARIUMを支援しています。特に、「XR CHANNEL」というSoVeCが開発したARアプリと、「VPS(Visual Positioning System)」という技術が活用されています。

VPSとは、スマートフォンのカメラが捉えた映像と、あらかじめ作られた病院の3Dマップを照らし合わせることで、今いる場所や向きをとても正確に知る技術です。これにより、病院の壁や手すり、床といった複雑な場所でも、まるで動物たちが本当にそこにいるかのように、自然に歩いたり立ち止まったりする様子を再現できます。

例えば、2階の小児科外来では、通路に沿って「ペンギンのさんぽ」が見られ、4階の病棟プレイルームでは、床にライオンが登場します。

病院の廊下を歩くペンギン

これらの演出によって、子どもたちはスマートフォン越しに、本当に目の前に動物がいるような感覚を味わうことができます。これにより、診察や入院に対する不安や緊張が和らぎ、待ち時間が「楽しみ」へと変わる、新しい患者体験が生まれています。

導入施設と今後の展望

「ARどうぶつえん」が導入されたのは、横須賀市立総合医療センターの小児医療センターです。2026年3月2日から、2階の小児科外来と4階の病棟プレイルームで体験できます。

横須賀市立総合医療センターの外観

提供施設概要

  • 施設名: 横須賀市立総合医療センター 小児医療センター

  • 開始日: 2026年3月2日(月)

  • 導入場所: 2階 小児科外来/4階 病棟プレイルーム

  • 所在地: 〒239-8567 神奈川県横須賀市神明町1番地8

  • URL: https://ygmc.jp/

「ARどうぶつえん」を企画・開発・提供する株式会社STARIUMは、今回の取り組みをきっかけに、全国の医療機関への導入拡大を目指しています。現在、「ARどうぶつえん こどもサポートプログラム」に賛同し、子どもたちの笑顔を支える活動に協力してくれる企業を募集しています。

企画会社概要

  • 会社名: 株式会社STARIUM

  • 代表者: 代表取締役 今井清臣

  • 事業内容: AR体験コンテンツの企画・開発

  • URL: https://www.arzoo.jp

SoVeC株式会社は、「テクノロジーの力でコミュニケーションを進化させる」という目標のもと、デジタル技術を使った新しい解決策を提供し、人々の新しい体験を生み出すことに力を入れています。

関連リンク

この新しいAR体験が、これからも多くの子どもたちの心を癒し、笑顔を届けることでしょう。

ARどうぶつえんの体験方法

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