宮崎県椎葉村にある「民俗学発祥地」として知られる椎葉民俗芸能博物館が、株式会社ミュージアムピックの協力のもと、最新のデジタル技術を取り入れ、大きく生まれ変わりました。
このプロジェクトでは、博物館の資料をデジタルで見られるようにする「デジタルアーカイブ」の構築から、全国規模のスタンプラリー、オンラインでの学びの機会提供まで、さまざまな取り組みが一貫して実施されました。今後は、集まったデータをAI(人工知能)で活用することも計画されており、次世代の博物館の姿が見えてきています。

文化財をもっと身近に!進化するデジタルアーカイブ
博物館の資料をインターネット上で見られるようにする「デジタルアーカイブ」のシステムが新しくなりました。これは、利用する方にとっても、博物館の職員にとっても使いやすいように工夫されています。
職員も使いやすいシステム
特別な知識がなくても、ブログを書くような感覚で簡単に資料を登録・更新できる管理画面が導入されました。これにより、外部の専門家に頼ることなく、博物館の職員自身で継続的にシステムを運用できるようになっています。
誰もが楽しめる検索方法
資料を探す際、堅苦しい分類だけでなく、「とろりことーん」や「むぐむぐ」といった親しみやすい言葉や、小中学生が興味を持てるような「地区別」での検索もできるようになりました。これにより、誰もが直感的に文化財に触れることができます。

椎葉民俗芸能博物館デジタルアーカイブサイトはこちらからご覧いただけます。
https://da.museumpick.com/user/shiiba/artifacts
将来のAI活用へ
今回デジタル化されたデータは、ただ見られるだけでなく、将来的にAIで活用するための大切な土台となります。AIがこれらのデータを分析することで、これまでにはない新しい博物館体験が生まれるかもしれません。
全国を巡るデジタルスタンプラリー「旅する民俗学」
スマートフォンアプリをダウンロードしなくても、ウェブブラウザから参加できる「旅する民俗学」デジタルスタンプラリーが開催されました。GPS機能を使って、椎葉村だけでなく、岩手県や和歌山県など全国17ヶ所の関連施設を巡る壮大な企画です。これにより、広範囲での周遊が促されました。

スタンプラリーの詳細や参加方法については、ミュージアムピックのサイトをご覧ください。
https://museumpick.com/
デジタルとリアルが融合した体験コンテンツ
オンラインでも楽しめるコンテンツとして、YouTubeやSpotifyで配信される音声ガイドや学芸員による対談、フリーアナウンサーと学芸員によるバーチャルツアー動画などが提供されました。さらに、実際に現地を訪れるフィールドワークツアーも企画・運営され、参加者から高い評価を得ています。

公式サイトも新しく、情報発信の拠点に
博物館の公式ホームページも、日本語と英語に対応し、スマートフォンでも見やすいデザインに刷新されました。また、民俗学者である柳田國男氏の生誕150周年を記念した特設サイトや、オンラインで展示を楽しめる「オンライン特別展」も新たに作られ、情報発信の拠点としての機能が強化されています。
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公式ホームページ: https://shiibamuseum.museumpick.com/
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柳田國男生誕150周年記念特設サイト: https://yanagita150.museumpick.com/
今後の展望:AIが博物館体験を変える
今回のさまざまな取り組みは、椎葉民俗芸能博物館の来場者数を過去4年間で最も多い数に押し上げることに貢献したと考えられます。ミュージアムピックは、今回作られた使いやすいデータベースや豊富なコンテンツを土台として、今後はデジタル化された資料をAIで積極的に活用していく予定です。これにより、博物館での体験がさらに豊かで、新しいものになることが期待されます。
ミュージアムピックについて
株式会社ミュージアムピックは、全国約5,800ヶ所の博物館でGPSを使ったチェックインができ、約5,350ヶ所の施設情報を発信する「訪問記録&デジタルスタンプ」サービスを運営しています。オンラインとオフラインの両面から、地域への訪問や施設への来館、学びの継続、そして地域を巡る楽しさをサポートしています。博物館を訪れることで、地元や旅先の魅力がより一層深まるきっかけを提供しています。詳細はこちらをご覧ください。

お問い合わせ:info@museumpick.com

