株式会社アジラは、同社の行動認識AI技術を基盤とした人流解析プラットフォーム「asilla BIZ」において、これまでβ版として提供していた「属性分析機能」と「カスタムレポート機能」を2026年3月より正式版として提供開始しました。
asilla BIZとは
「asilla BIZ」は、すでに設置されている防犯カメラの映像を使い、AIが人の流れに関するデータを集めて分析するシステムです。特別なセンサーを新しく設置する必要がなく、既存のカメラをそのまま利用できるため、手軽に導入できるのが大きな特徴です。これにより、施設内の人の数を数えたり、特定の場所の混雑具合を測ったり、曜日や時間帯ごとの混雑の傾向を分析したりすることができます。施設内の人の動きを「見える化」することで、より効率的な施設運営や、訪れる人たちの体験を良くすることに役立ちます。

この「asilla BIZ」は、2025年5月の正式リリース以降、すでに40を超える施設で導入が進んでいます。「原宿クエスト」や「アーバンネット名古屋ネクスタビル」といった多くの場所で活用されています。

属性分析機能(正式版)
この機能では、防犯カメラの映像から、訪れた人の性別や年代(10歳未満から60代以上まで)をAIが自動で推定し、どのような客層が来ているかをわかりやすく表示します。特定のエリアを通る人の属性データを時間ごとに見られるため、場所ごとの客層の違いや、イベントなどの集客施策によって客層がどう変わったかをすぐに把握できます。
2025年7月にβ版がリリースされて以来、商業施設やオフィスビルなど、さまざまな現場で使われながらAIの分析精度を上げるための改善が重ねられてきました。その結果、属性を推定できない割合(NA率)が以前と比べて約半分に減少し、より正確なデータ提供が可能になりました。導入施設の8割以上がすでにこの属性分析機能を活用しており、実用性が確認されたため、今回正式版としての提供に至りました。
主な活用例
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訪れた人の性別や年代から、時間帯や曜日ごとの傾向を把握し、分析する。
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想定していたターゲットと実際の客層にずれがないかを確認し、お店の宣伝方法やデジタルサイネージ広告の内容を最適化する。
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性別や年代ごとの人の動きや、特定のお店に立ち寄る割合を把握し、お店の配置や通路の設計を改善する。
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イベントやキャンペーンの効果がどのくらいあったかを測定する。

カスタムレポート機能(正式版)
この機能では、計測した人の数や属性データを、日ごとや月ごとに自動で集計します。見やすいレポート形式で出力できるだけでなく、CSV形式でデータを抽出することも可能です。これにより、社内での報告や、さまざまな角度からの分析をスムーズに行うことができます。
主な活用例
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店長会議や定例会で使う、月ごとの来館レポート作成を自動化する。
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特定のイベントがあった日を除いて、通常の日のデータ同士を比較・分析する。
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平日と休日、飲食エリアと通路など、特定の条件で人の動きの傾向を把握する。

関連情報
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原宿クエストに「AI Security asilla」と「asilla BIZ」を導入: https://jp.asilla.com/post/harajuku-quest-20251022
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NTT都市開発が保有する複数施設へ「asilla」を導入!安全性と快適性の両立を実現へ: https://jp.asilla.com/post/nttud-202602
株式会社アジラについて
株式会社アジラは、行動認識AIをベースとした様々な製品やソリューションの開発・提供を行っています。
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代表者:代表取締役CEO 尾上 剛
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所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
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公式サイト:https://jp.asilla.com/

