近年、AI(人工知能)の進化は目覚ましく、特に「AIエージェント」と呼ばれる、より高度な自動化や意思決定のサポートをするAIが注目を集めています。しかし、AIが賢くなるにつれて、「どこまでをAIに任せて、どこからを人がやるべきか?」という疑問も生まれてきました。
株式会社アドバンスト・メディアは、この問いに答えるため、20代から60代の国内ビジネスパーソン1,000人を対象に「AIエージェントの利用と人との協働に関する調査」を実施しました。今回は、人とAIがそれぞれ担うべき価値と役割に焦点を当てた調査結果をご紹介します。
調査の背景:人とAIのより良い関係を求めて
アドバンスト・メディアは、「HCI(Human Communication Integration)」という「人とキカイが自然にコミュニケーションする」未来を目指しています。AI時代において、人が本当に力を発揮すべき場所を見つけることが、AIと人が協力し合う「最適な協働関係」を築く上でとても大切だと考えています。
調査結果ハイライト
今回の調査で明らかになった主なポイントは以下の通りです。
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人が担うべき業務として最も多かったのは「顧客との関係構築(50.8%)」でした。次に「最終的な意思決定(49.8%)」が続きます。
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人とAIが対等に協力するために必要だと感じられているのは、「信頼性や透明性の向上(46.9%)」が最多です。
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AIエージェントに期待する役割は、「ルーティン業務(決まった作業)の自動化・効率化(43.9%)」が最も多く挙げられました。
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AIエージェントが職場に導入された場合、働き方は「業務効率が上がる(42.2%)」と考える人が最多でした。
人が担うべき業務、トップは「顧客との関係構築」
「人が担うべきだと思う業務はどれですか?」という質問に対し、半数以上の人が「顧客との関係構築(50.8%)」と回答しました。また、「最終的な意思決定(49.8%)」も約半数の人が人が担うべきだと考えています。
これは、会社の信頼を築いたり、重要な判断を下したりといった、AIでは代替しにくい「人の心や責任が関わる領域」は、やはり人が担当すべきだという考えが強いことを示しています。
AIと対等に働くために必要なことは「信頼性や透明性の向上」

「人とAIが対等なパートナーとなるために、何が必要だと思いますか?」という質問では、「信頼性や透明性の向上(46.9%)」が最も多く挙げられました。AIがどうやって判断したのか、その過程がわかることが重要だということです。次に「データプライバシーとセキュリティの確保(42.8%)」が続きます。
また、「AI活用に向けた適切な教育・研修(31.6%)」や「パーソナライズされた柔軟な導入(27.1%)」も一定数指摘されており、AIを安心して活用できる環境づくりも求められています。
AIエージェントに期待される役割は「ルーティン業務の自動化・効率化」

「AIエージェントにどのような役割を期待しますか?」という質問では、「ルーティン業務などの自動化・効率化(43.9%)」が最も多く、次に「自律的な情報収集・分析支援(34.1%)」が挙げられました。
多くの人は、AIに「手間のかかる決まった作業」や「情報集め」を任せて、自分たちの負担を減らしたいと考えているようです。一方で、「顧客対応やコミュニケーションのサポート(16.4%)」は最も少ない回答となりました。
AI導入で働き方はどう変わる?「業務効率の向上」に期待

「AIエージェントが職場に導入された場合、あなたの働き方はどう変わると思いますか?」という質問に対し、最も多かったのは「業務の効率が上がる(42.2%)」というポジティブな回答でした。他にも「業務量が減る(23.8%)」や「意思決定に専念できる(23.0%)」「より創造的な業務に集中できる(20.7%)」といった期待が寄せられています。
しかし、「管理業務が増える(12.2%)」や「役割があいまいになる(9.8%)」といった、AI導入による懸念も一部で見られました。
AIは「仕事を奪う存在」ではなく「パートナー」へ
今回の調査結果から、AIが進化する中で、「顧客との関係構築」や「最終的な意思決定」、「創造的な業務」といった「人ならではの価値」がこれまで以上に重要視されていることが分かります。AIエージェントは日々進化していますが、人と人とのコミュニケーションや、責任を伴う高度な判断は、依然として「人の強み」として期待されていると言えるでしょう。
また、AIと協力していくために「信頼性や透明性の向上」が最も必要とされたことや、AI導入によって「業務効率が上がる」と期待する声が多かったことから、AIを「排除する対象」ではなく、「信頼できれば積極的に活用したい存在」として捉える傾向が強まっていることが読み取れます。
これらの結果は、AIが人の仕事を奪うのではなく、人が本来集中すべき「価値を生み出す仕事」に専念できる環境を整える「パートナー」として受け入れられ始めていることを示しています。
アドバンスト・メディアは、今後も人とキカイが自然にコミュニケーションできる未来「HCI(Human Communication Integration)」の実現を目指し、新しいソリューションやサービスを提供していくとのことです。
アドバンスト・メディアが提供するAIソリューション

アドバンスト・メディアは、AI音声認識技術「AmiVoice」と他のAI技術を組み合わせた様々な製品を提供しています。
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AmiVoice Communication Suite
コンタクトセンターで広く使われているAI音声認識ソリューションです。通話内容のテキスト化、感情分析、話題抽出、オペレーター支援など、多くの機能で顧客対応の品質向上をサポートします。
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ScribeAssist
会議の文字起こしを支援するアプリケーションです。リアルタイム認識や音声ファイル認識に対応し、録音から文字起こし、テキスト編集、AIによる要約、議事録出力までをオフラインで完結できます。
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ProVoXT
クラウド型の文字起こしサービスで、リアルタイム認識や音声ファイル認識に対応しています。素早く効率的な文字起こしで、業務のスピードアップや負担軽減、コスト削減に貢献します。
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AmiVoice SalesAgent
AIを活用して商談をリアルタイムで支援する営業支援ソリューションです。商談準備から議事録作成、次アクション提案までを自動化し、営業担当者が顧客理解や提案の質向上に集中できる環境を提供します。
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AmiVoice トークマウス
iOS端末を使ってWindows PCのマウスやキーボード操作を代替できるアプリケーションです。AI音声認識AmiVoiceで簡単に音声入力ができ、外出先でのメモ作成やPCへの転送も可能です。生成AIによる校正・推敲・要約機能もオプションで利用できます。
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調査概要
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調査期間: 2025年12月1日(月)~3日(水)
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調査対象: 20〜60代のビジネスパーソン(正社員、従業員50名以上の民間企業勤務、公務員を含む)1,000名
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調査方法: 外部機関によるインターネット調査
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調査詳細: 第一弾の調査結果は以下のURLで確認できます。
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