AI活用を強力にサポート!DATAZORAが企業データ基盤「KIJI」の3つのAPIを正式提供開始

AIの技術が日々進化する中で、企業がビジネスを進める上での情報収集や分析はますます重要になっています。しかし、たくさんの企業情報を集めて、整理し、分析するには、とても多くの時間と手間がかかります。

DATAZORA株式会社は、このような課題を解決するため、企業リサーチ基盤「KIJI」をさらに進化させ、3つの新しいAPIソリューションの正式提供を開始しました。これらのAPIは、AIが企業データを活用しやすくするための「法人データ基盤」として機能します。

「KIJI」で提供される3つのAPIとは?

「KIJI」が今回提供を開始したのは、「企業基本情報API」「開示情報API(ニュースAPI)」「求人データAPI」の3種類です。これらは、それぞれ異なる種類の企業情報を、AIが使いやすい形で提供するものです。

1. 企業基本情報API

このAPIは、500万社を超える企業の基本的な情報を網羅しています。企業のウェブサイトや政府機関のページ、業界団体の情報など、さまざまな公開情報から自動で収集され、整理されています。毎月更新され、一部の項目は毎日更新されるため、常に新しい情報を利用できます。

具体的には、以下のようなデータ項目が提供されます。

  • 資本金、売上、利益といった公開されている財務データ

  • 月ごとの従業員数の変化

  • 事業内容、サービス、商品、ビジネスモデル

  • 海外進出、M&A(企業の合併・買収)、DX推進といった企業活動のタグ

  • 3,000種類以上の細かい業種分類

  • 事業所やオフィスの所在地、連絡先(部署に直接つながる番号も含む)

  • 役員や部長の情報、取引先の銀行、SNSのアカウント情報

2. 開示情報API(ニュースAPI)

上場企業だけでなく、非上場企業のニュースや公開されている資料を網羅したAPIです。企業のIR(投資家向け広報)やPR(広報)情報、統合報告書、ESGレポート(環境・社会・企業統治に関する報告書)、中期経営計画書、有価証券報告書など、幅広い情報がAIでの活用に適したテキストデータとして提供されます。

具体的には、以下のような情報が収集・提供されます。

  • 上場企業のIR/PR/お知らせニュース(2時間ごとに更新)

  • 統合報告書、中期経営計画書、サステナビリティ報告書、ESGレポート、説明会資料

  • 非上場企業サイトのニュース、EDINET(金融商品取引法に基づく開示書類提出システム)からの開示資料(毎日更新)

  • 人事異動、月次速報、業務提携、新商品リリースニュース

AIが活用しやすいように、元のURL、PDFやHTML形式のデータ、OCR(画像内の文字を読み取る技術)で処理された構造化テキストやマークダウン形式のテキストが提供されます。

KIJI API ニュース

3. 求人データAPI

このAPIは、中途採用、新卒採用、アルバイト、エンジニア専門媒体など、さまざまな求人媒体から集められた求人票のデータを毎日、時系列で提供します。高度な法人名寄せ技術によって、法人番号や証券コードと紐付けられています。

具体的には、以下のようなデータ項目が提供されます。

  • 求人票のテキスト全文、媒体のソース、更新日、給料、職種

  • 法人番号や証券コードによる企業との紐付け

  • 採用の動向や事業計画、組織の課題をリアルタイムで把握できる時系列データ

KIJI API 求人

「KIJI」のすごい技術:高度な法人名寄せ

これらのAPIを支える最も重要な技術が「高度な法人名寄せ」です。これは、企業名の表記ゆれ(例:株式会社〇〇、(株)〇〇)、略称、英語名称、旧社名、グループ会社といった、さまざまな表記の企業名をまとめて、法人番号を基準に一つの企業として正確に紐付ける技術です。これにより、異なる情報源から得られたデータでも、まるで一枚の紙に書かれたように統合して分析できるようになります。

500万社を超える法人データが法人番号で完全に統合され、求人媒体、開示資料、企業サイトなど、異なる情報源のデータも高い精度でマッチングされます。また、SalesforceやHubSpotといった営業支援システム(SFA)との連携も可能で、すでに持っている顧客データとの紐付けや、自動での情報追加も実現します。

どのような企業で活用されているのか

「KIJI」のAPIは、すでに多くの大手金融機関などで導入されています。例えば、以下のような活用シーンがあります。

  • 資産運用・金融機関:統合報告書やESGレポートのAPIを活用し、AIでテキストデータを分析。

  • 証券会社:人事異動や未上場企業のニュース、企業サイト限定のニュースを収集し、営業支援システムと連携。

  • 保険:法人営業向けのニュースや中小企業ニュースデータを抽出し、求人データと組み合わせて企業の課題を発見。

  • 銀行:法人営業や統合報告書・ESGレポートのAPIを活用し、顧客管理システム(CRM)と連携。

  • M&A仲介:M&Aの候補企業リスト作成や、M&Aを進めている企業のデータを構造化。

主な取引実績には、大同生命、みずほ証券、JPX総研、三井住友信託銀行、明治安田生命などがあります。

「KIJI」についてもっと知りたい方へ

「KIJI」のAPIは、REST API(JSON形式)での提供や、クラウドストレージ(AWS S3など)へのバルクファイル提供、Salesforce AppExchangeやHubSpot連携など、さまざまな形式で利用できます。

AIを活用した企業の意思決定に役立つこのサービスは、企業リサーチや法人営業の現場に大きな変化をもたらすでしょう。

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