
株式会社荏原製作所が、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)の世界的リーダーであるWalkMe株式会社が主催する「Realizer Awards 2026」において、「Transformational Business Impact Finalists」のカテゴリーでファイナリストに選ばれました。これは、荏原製作所がWalkMeを活用してデジタル変革(DX)を推進し、画期的な成果を上げたことが評価されたものです。
デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)とは?
デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)は、企業が導入したさまざまなデジタルツールやシステムを、従業員がスムーズに使いこなせるようにサポートする「デジタルな案内役」のようなものです。これにより、新しいシステムを導入した際の「使い方がわからない」「どこをクリックすればいいの?」といった困りごとを減らし、誰もが迷わず効率的に仕事を進められるようになります。
荏原製作所の「使いづらさゼロ」DX戦略
荏原製作所は、会社全体のDXを進める中で、WalkMeのDAPを導入しました。その際、「マニュアルは“読むもの”ではなく“なくすもの”」というユニークな考え方を掲げ、「使いづらさゼロ」を目指しました。これは、人間中心設計という考え方に基づき、システムを使う人の目線に立って、どうすればもっと使いやすくなるかを追求するアプローチです。
わずか2年という短期間で、経費精算システムや勤怠管理システムなど、45ものシステムにWalkMeを導入しました。さらに、WalkMeの活用方法を社内で教える専門チーム(CoE)を立ち上げ、自社でDAPの改善や運用ができる体制を整えました。これにより、外部に頼らず、迅速かつ柔軟にシステムの使いやすさを向上させることが可能になりました。
驚きの定量効果を実現
この取り組みによって、荏原製作所では目に見える大きな効果が出ています。
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勤怠管理システム: 従業員からの問い合わせが80%減少しました。
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ワークフローシステム: 問い合わせが100%削減され、ゼロになりました。
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営業支援システム: 誤操作がゼロになりました。
これらの成果は、従業員がシステムを使う際のストレスを減らし、業務効率を大幅に向上させたことを示しています。問い合わせ対応や誤操作の修正にかかっていた時間が削減され、社員は本来の業務に集中できるようになりました。
グローバルアワードでの評価
WalkMeが主催する「Realizer Awards 2026」は、デジタル変革を牽引し、素晴らしいビジネス成果を上げた企業を表彰する国際的な賞です。荏原製作所の取り組みは、単にシステムを導入するだけでなく、従業員がシステムを「活用」し、真に人間中心の業務改善と生産性向上を実現した事例として、世界中から高く評価されました。
荏原製作所の情報通信統括部 戦略企画部 ビジネスアクセラレーション課 課長の佐藤 和也氏は、「DXを“システムを導入すること”ではなく、“業務と人を変革すること”と捉えている」とコメントしています。WalkMe株式会社の代表取締役 野田 亮氏も、「現場と経営が一体となった取り組みはまさに理想形」と評価しています。
WalkMeについて
WalkMeは、エンタープライズAI(企業向けのAI)を実際の業務で役立てるための重要な土台を提供しています。AIは強力な技術ですが、その力を最大限に引き出すためには、従業員がシステム上で何をしているのかを理解し、複数のアプリケーションを横断してスムーズに操作できる環境が必要です。WalkMeは、このような「人とシステムの距離」を埋め、企業が変化に素早く対応し、より良い意思決定と学びを継続的に行えるよう支援しています。
荏原製作所の先進的な取り組みは、世界中の企業がデジタル技術を最大限に活用し、業務の効率化と従業員体験の向上を目指す上で、貴重な事例となるでしょう。
関連リンク
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Realizer Awards: https://events.walkme.com/realizer-awards-2026
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SAP著作権情報: https://www.sap.com/copyright
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WalkMe公式サイト: https://www.walkme.com/jp/

