埼玉県長瀞町では、公式マスコットキャラクター「とろにゃん」が、AIアバターとして役場の窓口案内を始めることになりました。これは、自治体の公式マスコットキャラクターが3Dアバターと生成AIを組み合わせて、庁舎の総合窓口で住民対応を行う、全国で初めての試みです。

AIアバター導入の背景
近年、全国の自治体では、職員の数が減っている一方で、住民の皆様からのご相談が複雑になり、窓口の負担が増えるという課題を抱えています。また、海外からの観光客が増えているため、さまざまな国の言葉で案内できる体制を整えることも急務となっています。
政府が「自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)」を進める中で、AIのような新しい技術を現場に取り入れ、住民サービスの質を保ち、さらに良くしていくことが求められています。
長瀞町でも、これまで役場に総合案内窓口がなく、来庁された方への対応をどう効率化するかが課題でした。さらに、年間およそ300万人もの観光客が訪れるため、外国人観光客への多言語対応も強化する必要がありました。
このような課題に対し、JetB株式会社はAIアバターサービス「うちのAI Avatar」を活用した解決策を提案し、今回の実証実験が実現しました。
「うちのAI Avatar」の主な特徴
今回導入される「うちのAI Avatar」には、いくつかの注目すべき特徴があります。
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ご当地キャラ「とろにゃん」が3Dアバターに
長瀞町の人気キャラクター「とろにゃん」が、立体的な3Dアバターとしてデジタルサイネージ(電子看板)に登場します。親しみやすいとろにゃんが画面に現れ、AIの音声で案内してくれるため、来庁者の方は気軽に話しかけやすくなります。 -
世界中の言葉に対応(15言語)
このAIアバターは、日本語の情報を学習させるだけで、英語や中国語、韓国語など、世界人口の約90%をカバーする15種類の言語に自動で対応できます。これにより、増え続ける外国人観光客への案内をすぐに強化することが可能です。 -
スムーズな会話を実現する高速応答
JetB株式会社が独自に開発した「2段階音声生成技術」により、AIアバターからの音声応答がほとんど遅れることなく行われます。これにより、まるで人間と話しているかのような、自然でスムーズな会話体験が実現します。 -
正確な情報を提供
町のホームページや観光パンフレットといった公式情報を学習データとして利用しています。ChatGPTをベースにした高度なAI技術により、公式情報に基づいた正確な回答を生成します。 -
専門知識がなくても導入・運用が可能
ExcelやWord、PDFなどの既存のデータをアップロードするだけで、専用のAIを簡単に作ることができます。自治体側でAIに関する特別な知識がなくても、手軽に導入し、運用を開始できます。
実証実験の概要
このAIアバターによる窓口案内の実証実験は、以下の期間と場所で行われます。
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実施期間: 令和8年3月27日(金)から8月末まで
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設置場所:
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長瀞町役場1階ロビー(令和8年3月27日〜5月末)
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長瀞町観光案内所(令和8年6月〜8月末)
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対応業務: 窓口での案内、行政手続きの説明、観光案内など
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対応言語: 世界人口の約90%をカバーする15言語
「うちのAI Avatar」とは
「うちのAI Avatar」は、JetB株式会社が提供する法人向けのAIエージェントサービス「うちのAI」のアバター版です。ChatGPTをベースにした高度な自然言語処理技術と、独自の音声生成技術を組み合わせることで、キャラクターやアバターと連携した、自然で柔軟な音声対話を実現します。
自社のデータを学習させた専用AIを構築できるため、お客様対応、窓口案内、観光案内、社内での問い合わせ対応など、さまざまな場面で活用されています。
詳細については「うちのAI Avatar」公式サイトをご覧ください。
JetB株式会社について
JetB株式会社は、東京都新宿区に本社を置くAI関連事業を手がける企業です。生成AIを活用したSaaSプロダクト「うちのAI」や、定額制のAI面接サービス「Our AI面接」の開発、生成AI企業研修サービス「AI Switch」の提供など、AI分野で幅広い事業を展開しています。
また、特許取得済みのCMS「JetCMS」やAIライティングツール「うちのライター」の開発・提供を通じて、生成AIを活用したコンテンツマーケティング支援も行っています。AIにWeb発注相談ができるWeb媒体「優良WEB」の運営も手がけています。
企業の詳細はコーポレートサイトをご覧ください。

