AI検索で自社ブランドがどれくらい見られているかを自動で分析し、改善するためのツール「Answer IO」が、AIと連携する新しい技術「MCP(Model Context Protocol)」に、国内のAEO(Answer Engine Optimization)ツールとして初めて対応しました(ベータ版)。これにより、Claude CodeやCursorといったAIエージェントに話しかけるだけで、ブランドの可視性分析や改善作業を行えるようになります。

MCPとは?AIとツールの新しい連携方法
MCPは、AIが外部のツールやデータとつながるための共通のルール(プロトコル)です。2025年後半から急速に広がり始めており、AIアシスタントがさまざまなサービスのデータを取得したり、操作したりするための標準的な方法として注目されています。すでにAhrefsやSemrushといった有名なSEOツールもMCPに対応しており、AIを使って仕事をもっと効率的に進める動きが加速しています。
AI検索の利用者が増える中で、自社ブランドがAI検索でどれくらい表示されているかを知りたいというニーズが高まっています。しかし、これまでのツールはウェブ画面での手動操作が中心で、AIと連携して仕事を自動化することはできませんでした。
今回のMCP対応により、「Answer IO」は、AIエージェントを活用した新しい働き方に対応する国内初のAEOツールとなります。まずはベータ版として提供され、実際に使った人からの意見をもとに、さらに機能を改善していく予定です。
MCP対応で実現する3つの新しい体験
「Answer IO」がMCPに対応したことで、ユーザーは次の3つの新しい体験ができるようになります。
1. 自然な言葉でブランドの可視性を分析
これまでは「Answer IO」のダッシュボードにログインして、手動でブランドを選んだりレポートを作ったりする必要がありました。MCPに対応したことで、Claude CodeやCursorなどのAIエージェントに「先月のブランドの可視性の傾向を分析してほしい」と伝えるだけで、AIが「Answer IO」から必要なデータを自動で集め、スコアの移り変わりやAIモデルごとの傾向、競合との違いなどを詳しく分析してくれます。
専門的なデータ分析の知識がなくても、経営層への報告資料やチーム向けのレポートを、話しかけるだけで作れるようになるため、分析にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。
2. AIエージェントが競合他社との比較を自動化
「競合A社とB社のAI検索での見え方を比較して、自社が改善すべき点を教えてほしい」と一度指示するだけで、AIエージェントが「Answer IO」のデータをまとめて分析し、AIモデルごとのスコア、情報源のサイト、ユーザーの購買フェーズごとの比較結果を自動で作成します。
これまでは、複数のレポートを手作業で見比べていた競合分析が、AIエージェントによって一括でできるようになるため、より頻繁に、そして正確に競合との比較ができるようになります。
3. AIエージェントによる定期的なモニタリング
Claude Desktopの「Cowork」が提供する「Scheduled Tasks」機能と組み合わせることで、ブランドの可視性を定期的に自動でチェックできるようになります。たとえば、「毎週月曜日にAnswer IOのブランド可視性レポートを実行して、前の週と比べて変化があったキーワードを報告してほしい」というタスクを登録しておけば、AIエージェントがMCPを通じて「Answer IO」からデータを自動で取得・分析し、重要な変化を見逃すことを防いでくれます。
参考情報:
- Claude DesktopのCowork機能についてはこちらをご覧ください: https://support.claude.com/en/articles/13854387-schedule-recurring-tasks-in-cowork
MCP機能の概要
「Answer IO」のMCPサーバーは、17種類のツール、8種類のデータリソース、5種類の分析テンプレートを提供します。
主なツール(操作系)
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ブランド管理:ブランドの作成・更新・削除、競合ブランドの追加・削除、AIによるブランド情報の自動補完
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クエリ管理・実行:クエリの作成・一括作成(最大100件)、単体・一括実行(最大50件)、スケジュール設定
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レポート管理:レポートの作成・実行、実行結果取得、共有リンク生成、バッチ進捗確認
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テナント管理:個人アカウント・組織の切り替え
主なデータリソース(取得系)
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ブランド一覧・詳細:登録ブランドの情報と競合設定
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クエリ一覧:ブランドに紐づくクエリの設定状況
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実行結果・AI回答:クエリ実行の詳細結果とAIモデル別のAI回答
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ダッシュボード:全体概要(スコア、傾向)
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ポイント残高・プラン制限:利用状況と制限情報
分析テンプレート
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ブランド可視性分析:AI検索での可視性を総合的に分析
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競合比較分析:競合ブランドとのスコア・情報源の比較
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トレンド分析:7日・30日・90日間のスコアの移り変わりを分析
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週次サマリー:経営層向けの週次レポートを自動生成
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クエリ最適化提案:クエリを改善するための具体的な提案
ご利用方法について
MCP機能(ベータ版)は、「Answer IO」のProプランに含まれる機能として提供されます。Proプランを利用中のお客様は、追加の申し込みなしですぐに利用できます。
接続先のMCPクライアント(Claude Code、Claude Desktop、Cursorなど)での詳しい設定方法は、「Answer IO」アプリ内の案内をご覧ください。
なお、現在はベータ版のため、一部の機能や内容は正式版がリリースされるまでに変更される可能性があります。利用中に気づいた点や意見は、「Answer IO」管理画面内のフィードバック機能、またはsupport@answer-io.jpまでお寄せください。
今後の展開
ベータ期間中に寄せられる意見をもとに、正式版のリリースに向けて機能の安定化と拡充を進めていく予定です。
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正式版リリース(2026年内予定): ベータ期間中のフィードバックを反映し、安定性や性能を強化した正式版が提供される予定です。
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MCP機能の拡張: センチメント分析や引用元ギャップ分析など、より高度な分析ツールもMCPを通じて提供され、AIエージェントで実行できる分析の幅が広がるでしょう。
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カスタムワークフロー構築支援: 企業それぞれのAEO運用方法に合わせた、MCPを活用した自動化テンプレートの提供も検討されています。
フィードフォースは、AI時代における新しい集客方法の最適化を通じて、パートナー企業の成長を支援していくとのことです。
Answer IOについて
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サービスサイト:https://answer-io.jp
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プロダクト概要:AI検索におけるブランドスコア測定・競合比較・引用分析・改善提案・Google Analytics連携のダッシュボードを提供
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対応AI:OpenAI ChatGPT、Google Gemini、Google AI Overviews、Perplexity
株式会社フィードフォースについて
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