AIで海外のお客様を呼び込もう!多言語サイト制作サービス「Lingual Gate」登場

AIツール・サービス紹介

訪日外国人増加に対応する多言語サイトの必要性

近年、日本を訪れる外国人の数はどんどん増えています。これに伴い、ホテルやレストラン、観光施設などでは、外国人のお客様に対応するための多言語化がとても大切になっています。

しかし、多言語サイトを作るには、「翻訳に費用や手間がかかる」「どうすれば海外の検索サイトで見つけてもらえるかわからない」「今のサイトを止めずに対応したい」といった悩みを抱える中小企業も少なくありません。特に、大きな会社向けの翻訳システムは、機能が多すぎたり、値段が高すぎたりして、気軽に導入できないのが現状です。

このような課題を解決するために開発されたのが、AIを活用した多言語公式サイト制作サービス「Lingual Gate(リンガルゲート)」です。このサービスは、「手軽に始められて、きちんとお客様を呼び込める多言語公式サイト」をコンセプトに作られました。

Lingual Gateのメイン画像

「Lingual Gate」とは?

「Lingual Gate」は、AI(人工知能)を使った自動翻訳の技術を活用し、外国人のお客様に特化した多言語公式サイトを、短期間で、しかも手ごろな価格で作り上げるサービスです。

対応している言語

以下の6つの言語に対応しています。

  • 英語

  • 中国語(簡体字)

  • 中国語(繁体字)

  • 韓国語

  • フランス語

  • タイ語

日本語のサイトの内容をもとに、AIが自動でこれらの言語に翻訳し、多言語サイトを生成します。必要な言語を選んで利用できますし、もし6言語以上が必要な場合は、個別に相談も可能です。

AI自動翻訳で多言語ページを生成する様子

実際のサイトがどんな風に見えるか、デモサイトで確認できます。ぜひ、右上の「Language」ボタンから言語を切り替えてみてください。
デモサイトはこちら

主な特長

  1. AI翻訳で多言語サイトを自動生成
    特別な知識がなくても大丈夫です。日本語のコンテンツさえあれば、AIが自動で6言語の多言語公式サイトを素早く作ってくれます。
  2. 言語ごとの専用URLで海外の検索にも強い
    各言語のページがそれぞれ専用のURLを持つため、海外で使われている検索サイト(Googleなど)からも、お店や施設の情報を簡単に見つけてもらいやすくなります。ただ翻訳して表示するだけでなく、検索に強い「実在する多言語ページ」を作るのがポイントです。
  3. 自然な翻訳で違和感を軽減
    AIによる自動翻訳の後、一度日本語に戻してから再度翻訳するという独自の調整を行うことで、表現のズレや違和感を減らしています。もし必要であれば、手動で修正することも可能です。
  4. テンプレート活用で低コスト・短納期を実現
    基本的なデザインテンプレートを選び、そこに好きなデザインを追加するだけで、初期費用を抑えつつ、短い期間でサイトを公開できます。これは、観光地にあるホテルや飲食店、小さなお店にもぴったりの方法です。

Lingual Gateの特長を示す図

導入することで期待できる効果

  • 日本に来る前の検索で見つけてもらいやすくなる
    各言語のページが海外の検索サイトに表示されるため、外国の方が日本に来る前の情報収集の段階で、お店や施設が選択肢に入りやすくなります。

  • 利用の不安を減らし、安心感を与える
    メニューやお店のルール、行き方などの情報が母国語で確認できるため、外国人のお客様が安心して来店・利用できるようになります。

  • 運営の手間を抑えて多言語対応を継続できる
    翻訳やサイトの更新が自動でできるため、お店や施設のスタッフの負担を増やすことなく、多言語対応を続けられます。

どんな場所で使えるの?

「Lingual Gate」は、様々な業種で活用が期待されます。

宿泊施設・観光施設

予約前の比較検討、館内の案内、利用ルール、アクセス方法などを多言語で提供することで、お客様が安心して選べるようになります。

宿泊施設での導入イメージ

飲食店・カフェ

メニュー、アレルギー表示、営業時間、予約方法などを多言語化することで、外国人のお客様が来店しやすくなります。

飲食店での導入イメージ

小売店・体験サービス

商品やサービスの説明、参加方法、料金案内などを多言語で提供し、外国人のお客様の利用を促進します。

観光スポット、体験サービスでの導入イメージ

海外向けに情報発信を行う法人

海外の検索サイトでの表示を強化したり、公式情報を多言語で整備したり、海外向けのPR活動にも役立ちます。

他の多言語システムとの違い

一般的な翻訳ツールは、ウェブサイトの見た目だけを翻訳するため、言語ごとの専用URLがなく、海外の検索サイトに表示されにくいという特徴があります。また、大規模な翻訳サービスは、サイト全体を翻訳するため、費用がとても高くなる傾向があります。

「Lingual Gate」は、6言語分の「実在するウェブサイト」を、従来の約3分の1から4分の1の費用で自動で作ることができます。各言語が独自のURLを持つため、海外の検索サイトにもきちんと認識され、AI翻訳と海外SEO(検索エンジン最適化)の両方を実現する、外国人向け公式サイトを提供します。

多言語サイト構築方法の比較

主な機能と対応内容

「Lingual Gate」の主な機能と対応内容は以下の通りです。

  • 対応言語: 英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、タイ語(計6言語)。必要な言語を選択できます。

  • ページ構成: 言語ごとに専用のURLを持つ多言語ページを自動で生成します。

  • 翻訳方法: AIによる自動翻訳を基本とし、表現の調整を行う制作フローを採用しています。

  • 制作方法: 基本的なテンプレートを使い、必要に応じてオリジナルのデザインも追加できます。

  • 更新・運用: 日本語のコンテンツを更新するだけで、多言語ページにも自動で反映される仕組みです。

信頼できる基盤システム

「Lingual Gate」の土台となっているのは、地域情報プラットフォーム「AreaCAMP(エリアキャンプ)」です。このシステムは2016年から提供されており、2025年10月現在、国内91地域、海外2地域で利用されています。これまでに100以上の地域ポータルサイトを作る際に採用されてきました。

AreaCAMPの導入実績を示す日本地図

今後の展望

今後は、ホテル、飲食店、小売店など、それぞれの業種に合わせた機能をもっと充実させていく予定です。また、海外SEOや外国人のお客様を集めるための周辺サービスも強化していきます。

さらに、地域全体で訪日外国人のお客様を温かく迎えられるような情報提供の仕組み作りにも取り組んでいくとのことです。特に、軽井沢エリアを中心に、地域を盛り上げるための地域ポイントアプリ「AREPO」の多言語化を進め、インバウンド対応を地域活性化の一環として支援していく計画です。

「Lingual Gate」は、外国人への情報発信の基盤として、地域や企業が外国人のお客様に対応するのをこれからもサポートしていきます。

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