AIスポーツ記者が試合レポートを1クリックで作成!スポーツ団体の記事作成業務が数日から数十秒に短縮

AIツール・サービス紹介

SpoLive Interactive株式会社は、スポーツ団体向けのクラウドサービス「SpoLive」に、AIスポーツ記者機能の提供を開始しました。

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この新しい機能は、これまで数時間から数日かかっていた試合記事やマッチレポートの作成業務を、AIがプロのライターレベルの下書きを数十秒で生成することで、大幅に短縮します。これにより、スタッフは記事の編集や仕上げ、そしてファンとのコミュニケーションなど、より価値の高い活動に集中できるようになります。

スポーツ団体の情報発信における課題

スポーツ団体にとって、試合後の速報や詳細なレポート作成は、ファンや関係者とのつながりを深めるためにとても大切です。しかし、試合の運営で忙しい現場のスタッフにとって、質の高い記事を素早く作成し、SNSやメールマガジン、ニュースリリースなど、さまざまな場所に合わせて情報を発信するのは大きな負担でした。

特に、週末にたくさんの試合が重なったり、トーナメント大会があったりすると、少ない人数で全ての試合のレポートを作るのは難しい状況です。このような情報発信の差は、アマチュアスポーツや学生スポーツでより顕著でした。

SpoLive Interactiveは、このような現場の課題を解決するため、AIの力でスタッフが記事の下書きを作る手間をなくし、より価値のある活動に時間を使えるようにすることを目指してきました。

SpoLiveがスポーツデータを活用する仕組み

SpoLiveは、スポーツ団体が日頃から集めている試合の記録やイベントのデータ、そして写真や動画などのさまざまな情報を組み合わせて活用できるプラットフォームです。

これらのデータを使って、試合の状況をわかりやすく見せたり、対戦相手のデータを分析したり、過去の試合結果を可視化したりと、チームの戦略を立てたり、ファンに魅力的な情報を提供したりするのを手助けしてきました。今回、この蓄積されたスポーツデータを活用して、試合レポート記事の下書きをAIが生成するという新しい価値を提供します。

新機能「AIスポーツ記者」の詳細

SpoLive Interactiveが今回提供を開始した「AIスポーツ記者機能」は、大規模言語モデル(LLM)というAIの技術を使って、SpoLiveに記録された試合データをもとに、試合レポート記事の下書きをあっという間に作る機能です。

SpoLive内の「試合レポート生成」ボタンを1クリックするだけで、誰でも無料プランから利用できます。

生成されたレポート

AIが数十秒で記事の下書きを作るので、スタッフは内容を確認し、必要に応じて少し修正するだけで、すぐにさまざまなメディアに情報を発信できます。これにより、どんな規模のチームでも、無理なく情報発信を続けられるようになります。

この機能には、次のような特長があります。

  • あらゆる競技に対応
    ラグビー、サッカー、バスケットボール、野球といった対戦型の競技だけでなく、陸上競技、水泳、モータースポーツなどのレース型の競技にも対応しており、競技の種類を問わず利用できます。

  • 多様な発信形式に対応
    X(旧Twitter)、Instagram、FacebookなどのSNS、メールマガジン、ニュースリリースなど、情報を届けたい場所に合わせて最適な文章のスタイル、長さ、構成で下書きが作られます。スタッフは、それぞれの発信先に合わせた最終調整を簡単に行えます。

  • 多言語対応
    日本語と英語を瞬時に切り替えられるため、海外のファンにも同時に情報を届けられます。

    SNS用ポスト、メールマガジン、英語記事の例

  • 試合の背景を理解
    一つの試合だけでなく、トーナメント全体の流れを理解し、大会全体をまとめたレポートの下書きも作成可能です。リーグ戦での順位の変動や、トーナメントでの勝ち上がり状況など、より深い背景を盛り込んだ下書きが作られます。

  • 柔軟なカスタマイズ(プレミアムプラン)
    無料プランでも基本的な下書きは作れますが、月額980円のプレミアムプランでは、文章のスタイルを指定したり、試合の背景情報、選手の物語など、より細かい指示をAIに追加できるようになります。チーム独自の表現スタイルに加え、「復帰戦」「引退試合」といった選手の背景や、「因縁の対戦」といった特別な文脈を盛り込んだ下書きも作れます。

導入事例と利用者の声

この機能は既に、さまざまな競技の団体やチームで利用されています。

主な導入団体(一部抜粋)

主な導入団体(一部抜粋)

  • ラグビー:三重ホンダヒート、レッドハリケーンズ大阪、慶應義塾體育會蹴球部、名古屋中学校・高等学校 ラグビー部

  • サッカー:三重高等学校 サッカー部

  • フライングディスク:日本フライングディスク協会

  • ラクロス:Asia Pacific Lacrosse Union

ご利用団体の声

  • レッドハリケーンズ大阪: 「作成時間を大幅に短縮できており、試合直後の熱が残るうちにマッチレポートを公開できています。下書きの質が高く、軽微な修正のみで公式サイトに掲載できるレベルです」

  • 名古屋中学校・高等学校: 「試合レポートの作成は、以前は時間がかかって大変でした。文章を書くのがあまり得意ではないので…。今は試合が終わったらすぐにレポートを生成してFacebookで共有できています。OBOGの方々からも『試合の様子がよく分かる』と喜ばれていて、現役部員の活躍を伝える手段として重宝しています。」

この機能により、スポーツ団体が抱える「情報発信の負担」という課題を解決し、現場のスタッフが下書き作成ではなく、ファンとの直接的なコミュニケーション、選手サポート、イベント企画、より深い取材や分析など、創造的で価値の高い業務に集中できる環境を作り出します。結果として、より多くの試合がカバーされ、各記事の質も向上することで、ファンにとってより充実したコンテンツ体験が実現されるでしょう。

今後の展望

SpoLive Interactiveは、この機能を本日より順次提供するとともに、スポーツデータを誰もが活用できる技術と製品を強みとして、スポーツ団体の業務効率化とファンとの絆を深めることを両立するソリューションの開発を続けていきます。データの分析、見える化、そして今回の記事下書き生成に至るまで、蓄積されたスポーツデータから多様な価値を引き出し、スポーツ業界全体のデジタル化を進めていく方針です。

SpoLive Interactiveは、テクノロジーの力でスポーツ団体の可能性を最大限に引き出し、世界中のファンとアスリートをより深く結びつけることで、人々に大きな感動を届けることを使命としています。

本機能のご利用について

  • 既にSpoLiveをご利用の団体様: 各試合画面の「試合レポート生成」よりご利用いただけます。

  • SpoLiveの導入をご検討の団体様: 無料プランからご利用可能です。
    お申し込みはこちら

SpoLiveとは

SpoLive(スポライブ)は、スコア管理、スポーツデータ活用、試合速報、ファン向け情報発信、コミュニティ形成、会員管理といった、これまでバラバラに行われていた業務を一つにまとめて効率化できるクラウドサービスです。AIによって、手入力のスコアシートや紙の管理などの業務から解放し、さまざまなSNSでの発信をまとめて行えるようにすることで、スポーツ団体のスタッフがより価値のある仕事に集中できる環境を創造します。小さなチームから国際大会まで、数百を超えるスポーツ団体のデータ管理とファンベースの成長を支援しています。

SpoLive公式サイト

SpoLiveアプリの画面

SpoLive Interactive株式会社 概要

SpoLive Interactive株式会社は、ファンとアスリートやチームをデジタルの力でつなぎ、世界中のスポーツチームを応援することで、人々に大きな感動を届けることを目指すスタートアップ企業です。

  • 設立:2020年10月

  • 代表者:代表取締役 岩田 裕平

  • 社名:SpoLive Interactive株式会社

会社概要

アプリ

※ 基本無料(アプリ内課金あり)、対応言語:日本語、英語

本件に関するお問い合わせ先
SpoLive Interactive株式会社
Email: cs@spo.live

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