FRONTEOのAIシステム「KIBIT Amanogawa」、慶應義塾大学の難治がん研究を支援

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FRONTEOのAIが慶應義塾大学の難治がん研究をサポート

株式会社FRONTEOが開発した医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa(キビットアマノガワ)」が、慶應義塾大学薬学部 病態生理学講座の研究に導入されました。このAIシステムは、治療が難しいとされる「難治がん」に対する新しい免疫治療法の研究を加速させるために活用されます。

慶應義塾大学の研究内容

慶應義塾大学薬学部 病態生理学講座は、これまで治療が難しかった前立腺がんや多発性骨髄腫といった「難治がん」の新しい免疫治療法を開発しています。特に、がん細胞に特徴的な物質(抗原)を見つけ出し、それに反応するよう改良した免疫細胞(T細胞)を使った治療法など、世界が注目する最先端の研究を進めています。

KIBIT Amanogawaとは

「KIBIT Amanogawa」は、FRONTEO独自の自然言語処理技術を使ったAIシステムです。世界中の3,500万報以上もの医学論文の中から、関連性の高い情報を瞬時に見つけ出し、分析してくれます。これにより、研究者が論文に書かれていないような、まだ知られていない遺伝子と病気のつながりを発見するなど、新しい発想を得る手助けをします。

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「KIBIT Amanogawa」について、より詳しくはこちらをご覧ください。
KIBIT Amanogawa

紹介動画も公開されています。
KIBIT Amanogawa 紹介動画

なぜKIBIT Amanogawaが選ばれたのか

慶應義塾大学がこのAIシステムを選んだのは、従来の文献検索では見つけることが難しかった「非連続的発見」、つまり、思いがけない新しい発見ができる点が高く評価されたためです。

慶應義塾大学薬学部 病態生理学講座の松下 麻衣子教授は、「従来の文献検索とは異なる仕組みで、瞬時に大量の情報を得られることに驚きました。がん免疫研究にぜひ活用したいです」とコメントしています。FRONTEOの担当者による手厚いサポート体制も導入の決め手になったとのことです。

FRONTEOが目指す未来

FRONTEOの取締役/CSO(Chief Science Officer)豊柴 博義氏は、「KIBIT Amanogawaが研究の一助となり、まだ有効な治療法が見つかっていない病気(アンメット・メディカル・ニーズ)に苦しむ患者さんのための新しい治療法開発につながることを心から願っています」と述べています。

FRONTEOはこれからも、AI創薬の分野をリードする企業として、AIの研究開発と社会での活用を進め、革新的な医薬品の研究開発や、適切な治療薬がすべての人に届く社会の実現に貢献していくとしています。

株式会社FRONTEOについて

FRONTEOは、独自に開発したAI「KIBIT(キビット)」を提供し、様々な分野の専門家が社会課題を解決するための判断をサポートしています。「KIBIT」は、大量のデータの中から専門家が必要とする情報を見つけ出し、分析する能力に優れています。この技術は、創薬研究だけでなく、リスクマネジメントや経済安全保障といった幅広い分野で活用されています。

株式会社FRONTEOに関する詳細はこちら。
株式会社FRONTEO

FRONTEOの各事業分野については、以下のリンクからご覧いただけます。

医学論文データベースであるPubMedは、米国国立医学図書館 国立生物科学情報センターが提供しています。
PubMed

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