Cellid、AI機能を搭載した次世代ARグラス「HJ1 AI Smart Glasses」をCES 2026で発表

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CellidがCES 2026で次世代ARグラス「HJ1 AI Smart Glasses」を展示

次世代ARグラス用ディスプレイや空間認識エンジンの開発を手がけるCellid株式会社は、米国ラスベガスで開催されたCES 2026において、次世代AIスマートグラス「HJ1 AI Smart Glasses」を展示しました。この製品は、FoxconnグループのJorjin Technologies Inc.とGIS(General Interface Solution)との協力によって開発されました。

HJ1 AI Smart Glasses

Foxconnグループとの共同開発でARグラスの普及を加速

「HJ1 AI Smart Glasses」は、Foxconnグループが協力する共同開発プロジェクトから生まれました。このプロジェクトでは、以下の技術が組み合わされています。

  • Cellid: 超薄型で明るいウェイブガイド(ARグラスのレンズ部分)の技術を提供。

  • Jorjin Technologies Inc.: スマートグラス全体の製品設計、システム開発、そして製造を担当。

  • GIS: 精密な光学技術やディスプレイに関連する技術を提供。

Cellidは、Foxconnグループが持つ高い製造技術と大量生産のノウハウを活用することで、ARグラスが「実験的な段階」から「私たちの暮らしに広く普及する段階」へと進むことを目指しています。

「HJ1 AI Smart Glasses」の主な特長

このスマートグラスには、さまざまな便利な機能が搭載されています。

  • Cellid製の超薄型ウェイブガイド: メガネのように自然に装着できる薄さを実現。

  • 高輝度表示: sRGB Micro-LEDディスプレイにより、最大2000nits(ニッツ)という非常に明るい画面で情報を見ることができます。

  • 軽量設計: 約46gと非常に軽く、長時間装着しても負担になりにくい設計です。

  • 自然な視界: 85%の高い透過率により、グラス越しに見る現実の景色がほとんど遮られません。

  • 視線追跡(Eye Tracking)モジュール: 目の動きを読み取ることで、操作や情報表示がより直感的に行えます。

  • 度付きレンズ対応: 視力に合わせて度付きレンズを直接組み込むことができます。

  • AI処理対応: Cortex-A32 + M55 プロセッサを搭載し、AI(人工知能)を使ったさまざまな処理が可能です。

  • 音声・映像・AI連携: カメラ、マイク、スピーカーを内蔵しているため、音声での指示や映像の記録、AIとの連携がスムーズに行えます。

これらの特長により、「HJ1 AI Smart Glasses」は、普段使いから仕事での利用まで、幅広い場面での活用が期待されています。

CES 2026での展示内容

CES 2026のCellidブースでは、「HJ1 AI Smart Glasses」の実機が展示され、実際に体験できるデモンストレーションが行われました。来場者は、AIアシスタント機能やARナビゲーションなど、実際の利用シーンを想定した体験をすることができました。

ブースでは、デモ機のほかに、グラスがどのような部品でできているかを示す分解展示も行われました。

HJ1 AI Smart Glasses 分解図

Cellidの代表取締役社長CEOである白神賢氏は、「HJ1 AI Smart GlassesをCES 2026で発表できることを大変嬉しく思います。Cellidは、Foxconnグループとの協力により、ARの光学技術と量産技術を組み合わせ、スマートグラスを次の時代のコンピューターとして広めていきたいと考えています。これからも世界のパートナーと協力し、ARグラスが社会で広く使われるように一層努力していきます」とコメントしました。

Cellid株式会社について

Cellid株式会社は、ARグラス向けのディスプレイと、現実世界を認識する空間認識エンジンの開発を中心に行っている会社です。特に、最先端の光学シースルーディスプレイであるウェイブガイド(DOE方式)を製造しており、一般的なメガネと同じくらいの薄さや軽さ、鮮明な画像、そして広い視野角を持つディスプレイモジュールを提供しています。また、Cellid SLAMという空間認識ソフトウェア技術を使って、さまざまな産業向けのソリューション開発も行っています。ハードウェアの技術とソフトウェアの技術を連携させることで、「現実世界とデジタル世界の融合(Blending the Physical and Digital Worlds)」を進め、人々にとってより身近で便利な情報ツールの実現を目指しています。

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