一般社団法人やさしいコミュニケーション協会は、AI(人工知能)が専門家の知見を学んだ新しいサービス「やさにちリライト+(プラス)」を2026年1月17日(土)午前9時に提供開始します。
このサービスは、自治体や病院、企業などで「やさしい日本語」を使う際に、「これで本当に伝わるかな?」と不安に感じる人たちの手助けとなることを目指しています。
「やさしい日本語」とは?なぜAIが必要なの?
「やさしい日本語」とは、外国にルーツを持つ人や、日本語に不慣れな人にも分かりやすく伝えるための日本語です。災害が起きた時など、命に関わる情報を正確に届けるためにも、とても大切だと言われています。
しかし、「やさしい日本語」には「これが唯一の正解」という決まりがありません。そのため、書く人にとっては「自分の表現で合っているか分からない」「誰かに確認してもらいたいけど、専門家が近くにいない」といった悩みが生まれていました。
「やさにちリライト+」は、このような悩みを解決するために開発されました。AIが「こう書いたらどうですか?」と2つの案を提案することで、利用者が自信を持って文章を作成できるようサポートします。

「やさにちリライト+」の3つの特長
1. 専門家の知見を学んだAIによる「良質な提案」
このサービスに使われているAIは、ただ文章を機械的に翻訳するだけではありません。「やさしい日本語」の専門家が長年培ってきた知識やノウハウをしっかり学習しています。そのため、文章の内容をよく理解し、自然で分かりやすい2つの書き換え案を提案してくれます。
2. ふりがなや多言語翻訳など、便利な多機能
文章の書き換えを提案するだけでなく、こんな便利な機能も備わっています。
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漢字にふりがな(ルビ)をつける
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言葉の区切りを分かりやすくする「分かち書き」
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10種類の言語への翻訳
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書かれた文章を音声で読み上げる
これらの機能が一つにまとまっているので、とても効率的に作業を進めることができます。
3. お財布にやさしいコストパフォーマンス
これまで専門家が手作業で「やさしい日本語」に書き換えるサービスは、それなりの費用がかかりました。「やさにちリライト+」は、AIを使うことでこの費用を大幅に抑えることに成功しています。

例えば、300文字の文章を「やさしい日本語」にする場合、専門家によるサービスでは約5,800円かかっていたのに対し、「やさにちリライト+」ではわずか約44円で利用できます(ライト100プランで2回変換した場合)。これは、従来の約132分の1のコストで利用できる計算になります。
なぜ1月17日にサービスをリリースするのか
「やさにちリライト+」のリリース日である1月17日は、1995年に阪神・淡路大震災が発生した日です。この震災では、多くの外国人が言葉の壁のせいで避難の情報を得られず、逃げ遅れてしまうという悲しい出来事がありました。この教訓から、「やさしい日本語」は生まれました。
震災から31年が経ちましたが、今もなお「やさしい日本語」を必要とする人々がいます。災害時の「命を守る言葉」としてだけでなく、普段の生活の中で「心をつなぐ言葉」としても広げていきたい。そのような強い思いが込められて、この日がリリース日に選ばれました。
代表理事の黒田友子氏は、「情報があっても伝わらなければ人は動けません。やさしい日本語は、災害時だけでなく日常の中で人と人をつなぐ言葉でもあります。この日にサービスをリリースできることを、とても意義深く感じています」とコメントしています。
サービス概要

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サービス名: やさにちリライト+(プラス)
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主な機能: 書き換え提案(2パターン)、ふりがな、分かち書き、多言語翻訳、音声読み上げ
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料金プラン:
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無料おためし:30回
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ライト100:月額2,200円(税込)
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スタンダード300:月額5,500円(税込) 他
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会社概要
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法人名: 一般社団法人やさしいコミュニケーション協会
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代表者: 代表理事 黒田友子
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設立: 2019年5月
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所在地: 東京都豊島区東池袋1丁目17番11号パークハイツ池袋1105号
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事業内容: やさしい日本語の研修・講演、書き換えサービス、添削・認証サービス

