医療現場の言葉の壁をなくす「VUEVO」
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、性感染症専門クリニック「プライベートケアクリニック東京 新宿院」に、リアルタイム翻訳ソリューション「VUEVO(ビューボ)」を導入したことを発表しました。
近年、日本を訪れる外国人や日本に住む外国人が増えており、医療機関では外国人患者に対応する機会が増えています。特に、プライバシーに配慮が必要な性感染症の診療では、言葉の壁が患者さんの不安を大きくしたり、診察に時間がかかったりする問題がありました。

導入前の課題
プライベートケアクリニック東京 新宿院では、これまで次のような課題を抱えていました。
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通訳者が同席することで、患者さんが精神的な負担を感じてしまう。
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手で持つタイプの翻訳機では操作に手間がかかり、診察時間が長くなってしまう。
VUEVOが解決する医療現場の課題
これらの課題を解決するために導入されたのが「VUEVO」です。VUEVOは、ワイヤレスマイクを一つ使うだけで、お互いの会話をリアルタイムで翻訳し、さらに文字として画面に表示できるシステムです。
これにより、翻訳のために待つ時間がほとんどなくなり、医師と患者さんが自然なペースで会話できるようになりました。VUEVOの導入後、翻訳にかかる時間が大幅に減り、診察時間は以前の約半分にまで短縮されたとのことです。これは、患者さんの待ち時間を減らし、医療スタッフの負担を軽くすることにつながっています。
また、話している内容が文字として見えることで、患者さんは「自分の話をきちんと聞いてもらえている」と安心感を得られるようになりました。医療スタッフも、より丁寧に患者さんの話を聞いたり、説明したりする時間を確保できるようになっています。
さらに、医療スタッフが「外国語が話せないからうまく対応できない」と感じていた心理的なハードルも下がり、言葉の違いに関わらず、一人ひとりの患者さんに寄り添った医療を提供しやすい環境が整いました。
VUEVOとは
「VUEVO」は、独自に開発されたワイヤレスマイクと専用のアプリを使い、耳が聞こえにくい方や、聞こえに不安がある方と、そうでない方のコミュニケーションを円滑にするためのツールです。360度全方向から音を集め、誰が話しているかを特定し、複数人が同時に話しても「誰が」「何を」話しているかをリアルタイムで表示します。また、20か国語以上に対応したリアルタイム翻訳機能や、ChatGPTを活用した自動要約機能もあり、議事録作成にも活用できます。
VUEVOの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://vuevo.net/
今後の展望
プライベートケアクリニック東京では、VUEVOの導入によって生まれた時間の余裕を活用し、今後もより丁寧なカウンセリングや、患者さんの文化的な背景に配慮した診療を続けていく方針です。
ピクシーダストテクノロジーズは、これからも医療現場だけでなく、様々な場所で言葉の壁をなくし、スムーズなコミュニケーションが実現できる社会に貢献していくとしています。
本導入事例については、現場の声や具体的な活用方法を紹介した詳細な事例インタビューが、以下のページで公開されています。
https://blog.vuevo.net/usecase_pcct_clinic_vuevo
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、コンピュータの技術と、音や光などを操作する独自の技術を組み合わせることで、私たちの生活をより豊かにする「デジタルネイチャー」の実現を目指しています。現在は、聴覚や視覚、触覚をサポートする「ヘルスケア&ダイバーシティ」と、素材ではなく構造で新しい特性を生み出す「メタマテリアル」や、オフィス・工事現場の課題を解決する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」の2つの分野に力を入れて製品を開発しています。同社は、進化の速いコンピュータと、ゆっくりとしか進化しない私たちの身体との間のギャップを埋め、より良い価値を世の中に提供し続けています。
詳細は以下のウェブサイトで確認できます。
https://pixiedusttech.com/

