AIアバターが人間のように自然に会話!FEIDIAS、オプテージ、GMI Cloudが「NEUVOX」の社会実装に向けたトライアルを開始

AIツール・サービス紹介

NEUVOXの事業概要

株式会社FEIDIAS(以下、FEIDIAS)、株式会社オプテージ(以下、オプテージ)、GMI Cloudの3社は、人間とAIアバターがまるで人間同士のようにテンポ良く会話できる次世代AIソリューション「NEUVOX(ニューボックス)」のサービス化に向けたトライアルを開始しました。

このトライアルでは、AIアバターの音声や動画の生成をより高度に、より速く行うこと、そして多くの人が利用しても安定して動くようにすること(拡張性)、さらに費用を抑える可能性について検証します。これにより、小売店や接客業、様々な窓口業務などで深刻化している人手不足の解消を目指します。

「NEUVOX」とは?

「NEUVOX」は、FEIDIASが開発した、自然な発声や表情に特化したAIアバター「AGENTIA(エージェンティア)」をベースにした新しいAIソリューションです。従来のAIチャットボットでは難しかった「人間同士のようなテンポの良い会話」を実現するために、以下の独自技術が使われています。

「音声テキスト化」をなくしたダイレクト認識(特許出願中)

これまでのAIチャットボットでは、人間の音声を一度テキストに変換してからAIが処理するため、会話の途中に数秒の待ち時間が発生していました。

しかし「NEUVOX」は、音声をテキストに変換する工程を省き、直接AIが音声を認識・処理するFEIDIAS独自の技術を搭載しています。これにより、AIが相手の言葉を「食い気味に」応答したり、「スムーズに割り込んだり」することが可能になり、人間とAIアバターが途切れることなく会話できるようになります。

日本語特有の「自然なイントネーション」を再現

現在普及しているAIアバターは、日本語特有の「高低」による抑揚(ピッチアクセント)の表現が苦手で、機械的な話し方になりがちでした。

「NEUVOX」では、日本語の自然なイントネーションを生成するための新しい技術を採用しています。テキスト化しないダイレクト認識と組み合わせることで、文脈や感情に合わせた「人間らしい話し方」が再現されます。

トライアルの概要と目的

今回のトライアルは、オプテージとGMI Cloudが2025年4月に発表したパートナーシップに基づく初めての有償トライアルです。オプテージが提供するNVIDIA B200という高性能なGPUサーバーや通信ネットワークなどのAIを動かすための土台を使い、GMI Cloudの「GMI Cluster Engine(複数の利用者で共有できる技術)」と「GMI Inference Engine(AIの推論プラットフォーム)」を組み合わせて行われます。

3社は、このトライアルを通じて、高精度で応答の遅れが少ないAIアバターを導入したい企業向けに「NEUVOX」の提供を進めていく予定です。

今後の展望

FEIDIASの「AIによる高精度な動画生成・音声処理技術」、オプテージの「AIインフラをまとめて提供する力」、GMI Cloudの「AIプラットフォームを作る技術」が一緒になることで、労働力不足が深刻な日本社会に対し、AIによる新しい解決策を提供します。

3社は「NEUVOX」を、受付、無人店舗、遠隔接客など、様々な場所でのデジタルな接点に広げ、「待たされるAI」から「人間と対話できるAI」へと社会を変えていくことを目指しています。また「NEUVOX」で培われた高度な音声生成技術は、GMI Inference Engineを通じてSaaSサービス(インターネット経由で提供されるソフトウェアサービス)としても展開される予定で、エンターテインメント、カスタマーサポート、教育など、幅広い業界での技術利用が期待されます。

各社概要

株式会社FEIDIAS

AIを活用したクリエイティブ制作や運用を支援し、企業の表現活動における課題解決を目指すAI×クリエイティブ企業です。

株式会社オプテージ

関西電力グループの総合情報通信事業者で、法人向けには通信ネットワーク・ソリューションサービスを、個人向けにはインターネットサービス「eo光ネット」や携帯電話サービス「mineo」などを提供しています。

GMI Cloud

米国カリフォルニア州に本社を置く、最先端のGPUインフラとAI推論プラットフォームを提供するグローバル企業です。最新GPUへの迅速なアクセスやマルチモーダルAIモデルなどのソリューションを提供し、次世代AIサービスの実現を支援します。

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