株式会社サン・フレアは、2025年度に「DX推進本部」と「多言語推進本部」を新たに立ち上げました。これは、国際的なビジネスが広がり、翻訳のニーズが高まる中で、翻訳業界が大きく変化していることに対応するための重要な取り組みです。
同社は50年以上にわたり翻訳サービスを提供しており、これまで培ってきた「人手翻訳」の経験を大切にしながら、ITツールや生成AI(人工知能)を上手に活用する独自の戦略を進めています。生成AIによって簡単な翻訳は効率化される一方で、専門的な知識や高い精度が求められる翻訳の重要性は、むしろ増していると考えられています。
多言語推進本部が担う役割
新設された「多言語推進本部」は、多くの言語に関する知識と専門家が集まる中心的な役割を担います。この部署では、多言語プロジェクトの品質を保証し、業務をより効率的に進めるための活動を積極的に行います。
170言語の知見を持つ言語コンサルタント、吉野弘泰氏
多言語推進本部には、170以上の言語を学んだ経験を持つユニークな多言語人材、吉野弘泰氏が所属しています。

吉野氏は、言語学を専攻して言語の様々な側面を深く理解しており、その知見を活かして「言語コンサルタント」のような役割を務めています。具体的には、翻訳の品質保証や作業工程の設計、人材の管理、ツールの検証、業務プロセスの標準化、資料作成など、幅広い業務に携わっています。
吉野氏が個人的に大切にしているテーマは「言語的平等」の実現です。これは、国際ビジネスの場で生じがちな言語による有利不利をなくし、話者が少ない言語を母語とする人も含め、すべての人が自分の言語を尊重される社会を目指すというものです。
サン・フレアには、吉野氏のように言語に深い知識を持つ多様な多言語人材が在籍しており、彼らが中心となって言語コンサルタントとして活躍し、このような理念の実現にも取り組んでいます。
吉野弘泰氏の詳細については、以下のリンクから確認できます。
170以上の言語を学んだ多言語人材の詳細
ソフトウェア業界への貢献
サン・フレアは、ソフトウェア産業が始まった頃から翻訳を通じて業界を支えてきました。現在は一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)にも加入しており、ソフトウェアのローカライズ(地域に合わせて製品を調整すること)や技術文書の多言語化など、ソフトウェア産業ならではの翻訳ニーズに長年応えてきました。
今後もSAJとの連携を深め、会員企業との交流を通じて、業界が抱える言語の課題を把握し、翻訳会社としてソフトウェア業界の発展を継続的にサポートしていく方針です。

