株式会社A440、東京本社を静岡市へ移転しXRコンテンツ開発を強化

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株式会社A440、東京本社を静岡市へ移転

XRコンテンツの企画・開発を手がける株式会社A440が、2026年度 第1四半期に東京本社を現在の港区西麻布から静岡県静岡市へ移転することを発表しました。この移転は、事業のさらなる拡大と、XR技術の研究開発体制を強化するためとのことです。

VRヘッドセットと静岡市・A440のロゴ

A440のこれまでと移転の背景

2015年に設立されたA440は、3Dスキャンやフォトグラメトリといった技術を使い、文化財のデジタル化やAR広告、VRゲームなど、さまざまな「XRコンテンツ」を作り出してきました。XRとは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)といった技術をまとめて指す言葉で、現実世界とデジタルの世界を融合させることで、私たちに新しい体験をもたらしてくれます。

今回の本社移転の大きな理由の一つは、会社が成長するにつれて組織をより強くすること、そしてリモートワークを前提とした、場所にとらわれない柔軟な働き方をさらに定着させることにあります。A440は、これからも成長し続けるために、分散型の組織運営にぴったりの場所として静岡市を選んだそうです。

静岡での新たな取り組み

本社を静岡市に移した後、A440は新しい拠点を順次開設していく予定です。具体的には、高性能な3Dスキャンシステムやモーションキャプチャー撮影スタジオを移設し、さらに、自由に動き回れるVR体験(フリーロームVR)を開発・実験するためのスタジオも新しく作る計画です。これにより、XRコンテンツの企画・開発をさらに加速させることが期待されます。

2026年2月4日には、静岡市役所で静岡市長も参加して記者会見が開かれました。この会見では、本社移転の理由やこれからの事業計画、静岡市との協力体制、そして地域での雇用創出や産業を盛り上げるための取り組みについて説明がありました。

静岡市長とA440代表取締役の金丸義勝氏

地域との連携と未来への展望

A440は、静岡市への本社移転をきっかけに、静岡市との協力関係を深めていくとのことです。デジタル技術を次世代に伝えたり、人材を育てたりすることで、地域社会と一緒に成長していくことを目指しています。

現在運営している「A440 Kanazawa Lab.」(金沢ラボ)は、本社移転後も引き続き活動を続け、それぞれの拠点の強みを活かした事業を進めていくそうです。

株式会社A440について

A440は、「Technology×Entertainment×XR」をコンセプトに、「テクノロジーで、人に寄り添う楽しくて新しい体験を」提供するクリエイティブ企業です。XRや3Dスキャンを通じて、現実世界とデジタル情報の関係を新しく作り直すことを得意としています。

ゲーム業界で培ってきた表現力や技術力を活かし、画像認識や位置推定技術を使ったアプリやコンテンツの制作を中心に、フォトグラメトリや3Dスキャン事業にも力を入れています。これにより、現実世界をそっくりそのままデジタルデータ(デジタルツインデータ)にする技術を活用し、幅広い分野での利用を推進しています。

金沢にある「A440金沢ラボ」では、地域と協力しながら開発を進めたり、クリエイターを育てたりする活動もしており、その活動範囲は全国の地方自治体へと広がっています。

A440ロゴ

A440は、技術が人と人、そして人と世界をつなぐ素晴らしい道具であると考えています。

会社名:株式会社A440
設立:2015年4月
代表取締役:金丸 義勝
事業内容:

  • 画像認識技術、位置推定技術を用いたアプリケーションの開発

  • インタラクティブコンテンツの企画・制作およびコンサルティング
    URL:https://a440.technology/

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