AILEX、AIファクトチェック機能つき法律事務所向けSaaS「AILEX」ベータ版を公開!法律業務のDXを加速

AIツール・サービス紹介

AILEX合同会社は、法律事務所向けのAI統合訴訟支援クラウドSaaS「AILEX(エイレックス)」のベータ版を、2026年2月8日に正式リリースしました。このサービスは、AI(人工知能)を活用して、法律相談から文書作成、さらにはAIが生成した情報の「事実確認(ファクトチェック)」までを一貫してサポートする、日本初の試みです。

AILEX AI LEGAL EXPERT ダッシュボード

AILEXとは?法律業務を大きく変える新ツール

AILEXは、法律事務所のさまざまな業務をAIで効率化するための統合プラットフォームです。具体的には、以下の9つの機能を1つにまとめて提供します。

  • AI法律相談チャット

  • AI文書生成(27種類の法律文書テンプレート)

  • AIファクトチェック

  • AI事件管理

  • AI文書管理

  • AI利益相反チェック

  • AIスケジュール管理

  • 報酬記録

  • 請求書管理

特に注目すべきは「AIファクトチェック」機能です。AIが生成した内容が本当に正しいのかを検証してくれる機能で、日本のリーガルテックSaaS市場では初めて標準搭載されました。これにより、AIが誤った情報を生成してしまうリスクに対応し、より信頼性の高い法律文書作成を支援します。

資料請求なしで、今すぐAILEXを試すことができます。
https://users.ailex.co.jp

開発の背景:法律事務所の課題とAIの可能性

現在、日本には多くの法律事務所がありますが、そのほとんどが小規模な事務所です。弁護士の皆さんは長時間労働を強いられ、所得が減少しているという課題に直面しています。

オフィスでノートパソコンに向かい、真剣な表情で仕事をする中年の日本人ビジネスマン

一方、AIなどの技術を活用する「リーガルテック」市場は成長していますが、その多くは「契約書のレビュー」といった特定の分野に集中しており、訴訟に関わる業務をAIで支援するツールはまだ少ないのが現状です。AILEXは、この「訴訟実務のAI支援」という、これまで手薄だった分野に特化することで、法律事務所の構造的な課題解決を目指しています。2026年1月には最高裁が民事裁判へのAI補助活用の検討を開始しており、同年6月には民事裁判のIT化が完全に施行される予定です。AILEXは、このような時代の変化に先駆けてリリースされる、まさに「AI法律事務所OS」と言えるでしょう。

AILEXを支える3つのAI技術

AILEXは、異なる役割を持つ3つのAIを組み合わせることで、法律実務に革新をもたらします。

  1. Claude (Anthropic Claude Sonnet)
    対話型のAI相談や、スキャンした書類の文字を読み取るOCR(光学文字認識)に活用されます。法律相談チャットでは、事件の背景情報を自動で取り込み、より適切なアドバイスを提供します。
  2. GPT-4o (OpenAI GPT-4o)
    法律文書の生成エンジンとして機能します。訴状や準備書面など、27種類の法律文書テンプレートを使って、出典(情報の元)が明記された文書を自動で作成します。
  3. Perplexity (Perplexity Sonar)
    生成された内容の「ファクトチェック」を担当します。AIが作った情報の法的正確性を検証し、参照元のURL(ウェブサイトのアドレス)を付けて結果を表示します。

この「AIが生成し、AIが検証する」という仕組みにより、法律文書の品質を高く保ちながら、弁護士の皆さんの負担を減らすことを目指しています。

AILEXの主な機能

AILEXは、法律事務所の日常業務を包括的にサポートする多様な機能を備えています。

1. AI法律相談チャット

AILEX AI法律相談サービスの画面
Claude APIを使ったリアルタイムの法律相談が可能です。事件の背景情報が自動でチャットに反映されるため、より具体的な相談ができます。

2. AI文書生成(27種類+追加予定)

AILEXのAI生成機能の画面
訴状、準備書面、内容証明、和解書など、27種類のテンプレートから法律文書を自動生成します。生成された文書には出典タグが自動で付与され、Word形式(.docx)でのエクスポートも可能です。

3. AIファクトチェック

Perplexity APIを利用して、AIが作成した回答の法的正確性を検証します。検証結果は参照URL付きで表示され、日本で初めて標準搭載された機能です。

4. ZIPインポート・AI-OCR

AILEXのZIP一括インポート機能の画面
裁判所から届いたPDF書類などをZIPファイルでまとめてアップロードすると、Claude Vision AIが文字を読み取り(OCR)、27種類の文書種別を自動で判別・分類します。

5. 事件管理

民事、刑事、行政、家事など、さまざまな事件を一元的に管理できます。事件番号や関係者情報がAIチャットや文書生成機能と自動で連携します。

6. コンフリクトチェック(利益相反防止)

利益相反(弁護士が複数の依頼者の間で利害が対立する状況)を自動でチェックし、リアルタイムで検出します。

7. スケジュール管理

裁判の期日や書類提出の期限などを管理できます。書類から日付を自動で抽出し、リマインダー機能や月間カレンダー表示も利用できます。

8. 依頼者管理

個人や法人の依頼者情報を一元的に管理し、事件や請求書と紐づけることができます。

9. 報酬・請求書管理

AILEXで請求書を作成している画面
タイムチャージ(時間ごとの報酬)、固定報酬、成功報酬、実費などを記録し、インボイス制度に対応した請求書を自動で作成し、メールで送付できます。

10. PII自動マスキング

AIツールを使う上で心配される個人情報(PII: Personally Identifiable Information)の漏洩リスクに対応するため、外部のAIサービスに情報を送る前に、事件番号や当事者名などの個人識別情報を自動で別の記号に置き換えます。AIからの回答を受け取った後で元の情報に戻すため、依頼者の同意を改めて取得することなく、AI機能を活用できます。

11. セキュリティ・認証

二段階認証(2FA)やLINEログイン、アクセス権限の管理など、セキュリティ対策も強化されています。

12. Word(.docx)エクスポート

AIチャットの履歴やAIが生成した文書をWord形式でダウンロードできます。

料金プランと市場での位置づけ

AILEXには、無料で試せる「FREE」プランと、月額49,000円で全ての機能が無制限に使える「PRO」プランがあります。

  • FREEプラン:AIチャットメッセージ40回(累計)、AIファクトチェック、AI文書生成(制限あり)、ZIPインポート(制限あり)、事件数上限5件まで利用可能。コンフリクトチェックやスケジュール管理など、多くの管理機能も利用できます。

  • PROプラン:AIチャットメッセージ、AIファクトチェック、AI文書生成、ZIPインポートが無制限で、事件数も無制限。全ての管理機能と優先サポートが提供されます。

AILEXは、一般的なSaaSのように複雑な資料請求や営業プロセスを経ることなく、すぐに登録して試用を開始できます。
https://users.ailex.co.jp

日本のリーガルテック市場は成長を続けていますが、AIの活用は「契約レビュー」に集中している現状があります。AILEXは、「相談→生成→検証→管理」という一連の訴訟業務ワークフローを統合した、この分野では唯一のSaaSとして、新たな市場を開拓しています。

今後の開発ロードマップ

AILEXは今後、自動課金システムの導入、Westlaw JapanやLEX/DBなどの判例データベースとの連携、GoogleカレンダーやOutlookとの双方向同期などを短期目標として開発を進める予定です。

中期的には、AI契約書レビュー機能の追加、依頼者向けのポータルサイト、タスク管理連携、ナレッジマネジメント機能の導入が計画されています。長期的には、グローバル展開やモバイルアプリの提供、APIによる他ツールとの連携も視野に入れています。

AILEX合同会社について

AILEX合同会社は、2025年12月に設立された新しい会社です。AI法務支援クラウドSaaS「AILEX」の開発・運営を行っています。

※「日本初」表記について:AIファクトチェック機能を標準搭載したリーガルテックSaaSとしては、2026年2月6日時点での調査に基づき、同等の機能を持つサービスは確認されていないとのことです。

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