
ベルフェイス株式会社は、Salesforceへの情報入力を助けるAIツール「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」の活用事例として、株式会社タイミー(以下、タイミー)での導入成果を公開しました。タイミーでは、このAIツールを導入したことで、営業活動の記録・共有における課題を解決し、利用率90%超を達成しています。
導入前の課題:手間と品質のばらつき
タイミーでは、営業活動の記録をSalesforceに集約していましたが、商談後の入力作業が営業担当者の大きな負担となっていました。特に、「入力に時間がかかる」ことと、「人によって記録の質や詳細さが異なり、マネジメントに使いにくい」ことが課題でした。営業組織が急速に拡大する中で若手メンバーが増え、議事録の作成や要点の整理が個人のスキルに依存しがちだったためです。
これにより、マネージャーは記録内容の確認に多くの時間を費やし、本来集中すべき「次にどうすべきか」という本質的な議論の時間が削られていました。また、商談記録は将来的な分析や、より高度なAI活用(Agentforce)のための「データ資産」としても重要であるため、記録のフォーマットや質がばらばらでは、有効活用が難しいという問題がありました。
これらの課題を解決するため、タイミーは複数の商談要約ツールを実際に試しました。その結果、要約の正確さだけでなく、「現場が迷わずに使える操作性」と「Salesforceとの連携のしやすさ」を重視し、「bellSalesAI」の導入を決定しました。
導入後の大きな効果
「bellSalesAI」の導入により、タイミーでは以下のような具体的な効果が現れています。
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利用者の95.2%がSalesforceへの入力時間短縮を実感。
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約60%の利用者が、短縮できた時間を顧客とのコミュニケーションに充てることが可能に。
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月間の商談数が約10%増加。
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記録の品質が均一化され、マネジメントの質が向上。
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営業組織全体で利用率90%超を維持し、ツールが「当たり前の存在」として定着。
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マネージャーと部下のコミュニケーションが、事実確認から「次にどうするか」という具体的な議論へ変化。
高い成果を実現できた3つの理由
タイミーがこれほど高い成果を出せた背景には、主に以下の3つの要因があります。
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「商談後すぐにSalesforce入力が完了する」ことへの現場からの強い支持
商談中にリアルタイムで会話が書き起こされ、終了後すぐに要約が完成。Salesforceへスムーズに連携できる体験が、営業現場にとって大きな価値となりました。Salesforceに事前に活動記録を作成しておけば、提案された情報を選択するだけで連携が完了するため、「使う方が便利」という設計が、利用率90%超を実現しました。 -
単なるツール導入に留まらない、現場運用まで含めた設計
「良いツールでも、使われなければ意味がない」という考えのもと、全てのメンバーに対し、「活動記録は基本的にbellSalesAIから連携する」というルールを徹底しました。使い方の統一、Salesforce連携の必須化、そして定着を促す仕組みをセットで整えることで、一定品質の情報が同じフォーマットで残る土台を築きました。 -
「使わない理由」の必須入力化という運用ルール設計
「bellSalesAI」を使わずに活動記録を残す場合、「なぜ使わなかったのか」を必須項目として入力させる仕組みを導入しました。あえて手間を増やすことで、「使う方が便利」という状況を作り出しました。さらに、入力された「使わない理由」は、機能改善や運用改善のヒントとして活用され、利用できない状況を一つずつ解消していきました。
タイミー担当者の声
株式会社タイミー 情報システム部 セールスシステムグループ グループマネージャーの中山 かおる氏は、次のようにコメントしています。
「導入当初、最も心配だったのは、どんなに良いツールでも使われなければ意味がないという点でした。bellSalesAIはきっと良くなると確信はありましたが、利用率を9割以上にできるかが一番の懸念でした。しかし、現在も85~90%の利用率を維持できており、これは利用者が本当に便利だと感じているからだと思います。」
「特に想定以上だったのは、商談記録の質の向上です。これまで一行や二行しか書いていなかったメンバーも、bellSalesAIを使えばきちんと情報が残るようになりました。若手メンバーが多い営業組織にとって、これは本当に大きな成果です。上長からのフィードバックも、『何を話したか』という事実確認ではなく、『このタイミングで、この説明が足りていない』という具体的な指摘ができるようになりました。」
「もう一つの嬉しい誤算は、こんなに早くAgentforce活用に着手できたことです。当初は導入から1年後を想定していましたが、初年度契約中に実現の目処が立ちました。一定品質の情報が同じフォーマットで残る土台が整ったことで、データに基づいた営業組織への進化が想定以上のスピードで進んでいます。」
今後の展望
タイミーでは、「bellSalesAI」によって「一定品質の情報が同じフォーマットで残る」という基盤が整ったことで、当初1年後を目標としていたAgentforce(より高度なAI活用)への取り組みに、初年度契約中に着手できました。これにより、CRM/SFAの項目を統一してデータを抽出・連携できるようになり、自社プロダクトへのフィードバック分析やキャンペーン提案の実施状況の把握など、新たな活用方法が見えてきています。
今後は、蓄積されたデータを活用し、より詳細な営業分析や、成果を出しているメンバーの行動パターン分析など、データに基づいて営業戦略を立てる組織への進化を目指していくとのことです。
bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)について
「bellSalesAI」は、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出し、整理することで、Salesforceへの情報入力を効率化するサービスです。主な特徴は以下の通りです。
- Salesforce入力効率化に特化:AIが商談の会話から必要な項目を自動的に抜き出します。
- 圧倒的な使いやすさ:対面での商談はスマートフォンアプリ、Web商談はパソコンアプリで簡単に操作できます。
- 高精度な要約・抽出:独自のAIが情報を正確に抽出し、整理します。
関連情報
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bellSalesAIに関するお問い合わせ:https://bsai.bellface.co.jp/
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株式会社タイミー ホームページ:https://timee.co.jp/
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ベルフェイス株式会社 ホームページ:https://bellface.co.jp/

