AI開発を支える「計算資源」の重要性
近年、人工知能(AI)は私たちの生活やビジネスに欠かせないものとなりつつあります。AIが高度な処理を行うためには、たくさんの計算を素早くこなせる高性能なコンピューターの力が必要です。特に、AIの学習には「GPU」と呼ばれる特別なチップが使われることが多く、このGPUを必要な時に必要なだけ使える環境が、AI開発のスピードを大きく左右します。
ハイレゾが提供するGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」
株式会社ハイレゾは、まさにこのAI開発に不可欠な「計算資源」を提供する会社です。最新型のGPUを、必要な時に必要なだけインターネット経由で利用できるクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供しています。これにより、企業や研究機関は、高価なGPUを自前で用意することなく、効率的にAI開発を進めることができます。

さらに、ハイレゾはデータセンターの開発において、地方自治体と協力し、使われなくなった学校(廃校)や利用されていない施設などを有効活用しています。これにより、地域の活性化にも貢献している点が特徴です。
株式会社ハイレゾ 概要
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会社名:株式会社ハイレゾ
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所在地:佐賀県東松浦郡玄海町諸浦106-1
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代表者:代表取締役 志倉 喜幸
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設立:2007年12月
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事業内容:GPUデータセンターの運営及びGPUクラウドサービスの提供
出資の背景と三菱UFJキャピタルの役割
AIの進化は、国の産業競争力や安全保障にも直結すると考えられています。そのため、政府もAIの急速な発展に対応できるよう、必要なインフラの整備を急いでいます。ハイレゾは、経済産業省からの助成金も受けながら、AI技術の発展に貢献する重要な役割を担っています。
また、ハイレゾは今後、日本国内だけでなく、成長著しいアジア市場を含む世界的な需要を取り込む計画を持っています。このような社会的な意義を持つハイレゾに対し、三菱UFJキャピタル株式会社は、MUFGグループの一員としての強みを活かし、その事業成長を後押ししていく考えです。
三菱UFJキャピタル株式会社について
三菱UFJキャピタル株式会社は、1974年に設立されたベンチャーキャピタルです。三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、幅広い分野の企業に投資を行い、これまでに約930社の企業が株式公開(IPO)を達成するなど、業界トップクラスの実績を持っています。

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会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
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所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
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代表者:代表取締役社長 小島 拓朗
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設立:1974年8月1日
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事業内容:ベンチャーキャピタル事業
三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合について
今回の出資は、三菱UFJキャピタルが運営する「三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合」から行われました。このファンドは、2025年4月1日に設立され、総額300億円の規模で様々な成長企業への投資を行っています。
まとめ
AI技術の発展を支える計算資源の提供と、地域活性化への貢献を両立する株式会社ハイレゾへの出資は、AI社会のインフラ整備と地方創生の両面で重要な意味を持ちます。三菱UFJキャピタルがハイレゾの成長を支援することで、日本のAI技術のさらなる発展とグローバル展開が期待されます。

