マレーシア「Smart Nation Expo 2025」でJAPAN PAVILIONが技術革新賞を受賞
マレーシアのクアラルンプールで2025年11月18日から20日にかけて開催された「Smart Nation Expo 2025」において、日本のソフトウェアベンダー8社が共同出展した「JAPAN PAVILION」が「Best Use of Technology」賞を受賞しました。

この展示会は、テクノロジーを最も効果的に活用した内容であると評価され、JAPAN PAVILIONは事務局および主催者から表彰されました。また、一般社団法人ソフトウェア協会 国際委員会も、展示会を盛り上げた功績に対し「Appreciation of Your Support」賞を授与されています。
「KAIZEN=improvement」をテーマに日本の技術力を紹介
JAPAN PAVILIONでは、「KAIZEN=improvement」(改善)をテーマに掲げ、ノーコード開発、AI(人工知能)、セキュリティなど、多岐にわたるサービスを紹介しました。会期中には延べ1,186名が来場し、日本の先進的なソフトウェア技術に関心が寄せられました。

展示会の初日である11月18日には、ファディラ・ユソフ副首相と在マレーシア日本大使の四方敬之様もJAPAN PAVILIONを訪問し、日本の出展企業との交流を深めました。


出展企業とサービス一覧
JAPAN PAVILIONには、以下の企業とサービスが出展しました。
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AXLBIT株式会社:AI AutoML powered by AXLBOX
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有限会社アールスリーインスティテュート:gusuku Customine
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アップデータ株式会社:Shadow Desktop
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コラボスタイル株式会社:Collaboflow
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株式会社ジョイゾー:Doodle 2
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株式会社ふえん:KAIEN-CODE : Citizen Development
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株式会社BluePort:iTutor
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株式会社ユニリタ:Waha! Transformer, Ranabase, SecuAiGent
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サイボウズ株式会社:Kintone

Smart Nation Expoについて
Smart Nation Expoは2022年から開催されており、今回で4回目を迎える国際的な展示会です。電気通信企業(5G、IoTソリューション)、スマートシティ関連事業者(都市プランニング、デジタルツインなど)、インダストリー4.0・スマート製造(自動化、データセンター含む)、スマートエネルギー、農業、政府サービス、教育、ヘルスケア、セキュリティなど、幅広い分野の企業が出展しています。過去にはTenaga Nasional、TM、Maxis、Huawei、Hitachi、Qualcommなどの大手企業も参加しました。また、中国、台湾、シンガポール、韓国といった国際パビリオンも設けられ、政府・自治体への導入提案も行われています。
2024年の来場者数は21,000人であり、2025年の予想来場者数は30,000〜35,000人とされています。
一般社団法人ソフトウェア協会とは
一般社団法人ソフトウェア協会(略称:SAJ)は、ソフトウェアに関わる様々な企業、団体、個人を結びつけ、デジタル社会の実現を推進する業界団体です。800社以上の会員企業を擁し、創立40周年を迎えました。国内外のデジタル化推進に貢献し、ソフトウェアの未来を創造することを目指しています。

ソフトウェア協会の活動に関する詳細情報は、以下のリンクからご確認いただけます。

