動画生成AI「NoLang」が18言語に対応！AIアバターが海外向け営業動画を自動生成

AIツール・サービス紹介

日本発の動画生成AIサービス「NoLang（ノーラン）」が、企業のグローバル展開を強力にサポートするため、日本語の資料から全18言語に対応した動画を自動生成する新機能を発表しました。

この新しい機能により、営業担当者自身の「AIアバター」と「クローンボイス」を使って、まるで本人が現地語でプレゼンテーションしているかのような動画を簡単に作成できるようになります。これにより、これまで海外営業で課題となっていた言語の壁や時差による機会損失、通訳コストなどの問題を解決することが期待されます。

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NoLangとは？

「NoLang」は、テキストやPDF資料、WebサイトのURLなどから最短数秒で動画を作成できるAIサービスです。2024年7月のリリース以来、登録ユーザー数は15万人を突破し、現在では60社以上の法人に導入されています。

今回のアップデートでは、中国語やスペイン語を含む全18言語に対応。日本語の製品紹介資料や提案書（PDF/PPTX）があれば、海外顧客向けの営業動画を瞬時に作成・配信できるようになりました。特に注目すべきは、資料の多言語化だけでなく、営業担当者自身の顔を再現したAIアバターが、まるで本人のようにプレゼンテーションを行う動画を全自動で生成できる点です。

海外営業の課題をAIで解決

これまでの海外営業では、言語の違いによるコミュニケーションの誤解、時差による商談設定の難しさ、海外出張にかかる費用や通訳コストの増加などが大きな課題でした。また、字幕付き動画や音声のみの動画では、熱意や信頼感が伝わりにくいという側面もありました。

NoLangを活用することで、日本語の資料さえあれば、ネイティブレベルの発音で18言語に対応したプレゼンテーション動画を即座に作れます。自分自身のAIアバターが語りかけることで、デジタルでありながら「人」の存在を感じさせる信頼性の高い動画が作成可能です。これにより、海外の顧客は都合の良い時間に製品説明を見ることができ、商談前の理解を深められます。結果として、初回説明の手間を省き、複数の言語や地域への情報提供をスピーディーに広げることが可能になります。

NoLangでの動画作成手順

専門的な動画編集スキルや語学力は一切不要です。以下の簡単な3ステップで、あなた自身が登場し、流暢な外国語でプレゼンを行う動画が完成します。

  1. アバター作成機能で自分の写真からアバターを作成
    営業担当者自身の写真を1枚アップロードするだけで、「リアルアバター」機能が、まるで動画で本人が喋っているかのように動くアバターを作成します。実写のような口の動き（リップシンク）や瞬きまで再現され、高い臨場感を演出できます。

  2. 300種類以上のプリセット音声と自分だけのクローンボイス
    ナレーションとなる「声」は、ニーズに合わせて2つの方法から選択できます。

    • 300種類以上の高品質なAI音声から選択: さまざまな声質やトーンが用意されており、商談の雰囲気や相手企業との関係性に合わせて最適な声を選べます。
      ボイス選択画面

    • 1分間の録音から自分だけのクローンボイスを作成: わずか1分程度の音声ファイルを録音するだけで、あなた自身の「クローンボイス」を作成できます。一度作成すれば、テキストを入力するだけで、あなたの声で営業動画を量産することが可能です。

  3. 資料をアップロードして動画を生成
    日本語のプレゼン資料（PDFやPPTX）をアップロードし、出力したい言語（英語、ベトナム語、スペイン語など全18言語から選択）を設定します。その後、資料から生成ボタンを押し、アバターとボイスを選択して動画を生成します。
    言語選択画面
    ファイルアップロード画面
    AIが資料の内容を解析・翻訳し、構成から台本作成、アバターによるナレーションまでを全自動で行い、数秒〜数分で海外顧客向けの営業動画が完成します。
    設定と生成画面

  4. 作成した動画をボタンひとつで他の言語に変換
    一度作成した動画は、視聴画面にある「縦横比/言語を変換」ボタンから、瞬時に他の言語へ変換・生成が可能です。これにより、例えば英語で作った営業動画を、資料の再アップロードや複雑な再編集なしに、中国語やスペイン語のお客様向けに展開できます。
    動画変換画面

今後の展望

株式会社Mavericksは、今後もNoLangの多言語対応能力をさらに強化していく予定です。また、CRM（顧客管理システム）やMAツールとのAPI連携を進め、海外顧客ごとの興味関心に合わせた動画を自動配信するなど、グローバルセールスの自動化・効率化を支えるプラットフォームへと進化させていくとしています。

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